業界初となる210℃までの動作仕様を保証する高精度な高温対応計装アンプ「AD8229」を発表

地下の石油掘削、ジェットエンジン、宇宙探査などといった極限の過酷な環境向け
20110309_AD8229

東京 (2011年03月09日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、高温アプリケーション向けに特別に設計・製造された業界初の高精度計装アンプ「AD8229」を発表しました。今回投入するAD8229は、ノイズレベル1.0nV√Hzの高温対応計装アンプで、地下の石油掘削、ジェットエンジン、宇宙探査などといった極限の環境でも最高210℃まで性能を保証する唯一の低ノイズ計装アンプです。

今まで設計者は、高温動作向けに特別に作られたものではない部品や、商用の低い温度範囲で動作するように設計された部品を用いて、ノイズが多くかつ高温という厳しい環境に対応する必要がありました。しかし、商用温度範囲で動作する製品を用いたシステムは、修理後の再稼働率の割合が低く、逆に補修や稼働のコストが高くなっていました。これに対して、AD8229は、極端に高温でかつ過酷で厳しい環境向けに電子機器を設計している技術者が直面している最も対応の困難な課題を解決し、保守や稼働のライフサイクルを大幅に改善します。

AD8229計装アンプは、高温アプリケーションにおいても3つの重要な性能カテゴリである、CMRR(同相ノイズ除去比)、電圧オフセット、そして入力ノイズの3つすべてにおいて、クラス最高レベルの性能となっています。CMRR性能は、-40℃から210℃の温度範囲にわたって、100dBとなっています。AD8229の入力電圧オフセットは、全温度範囲にわたって100nV/℃しか変動しません。入力ノイズは1.0nV/√Hzなので、地下の石油掘削、核磁気共鳴分光、さらにガンマ線検出向けのセンサーなどの微弱信号を読出すセンサー信号の増幅に最適です

AD8229の特長:

  • 低ノイズ
    入力ノイズ:最大1.0nV/√Hz
    出力ノイズ:最大45nV/√Hz
  • 高CMRR
    CMRR:最小100dB(ゲインG=10)
  • AC仕様
    帯域幅:15MHz(G=1) スルーレート:25V/μs
  • 低THD:120dB(G=1、1kHz)
  • 2電源:+4V~+18V
  • 抵抗1本でゲイン設定(G=1~1000)

青島智騰微電子有限公司のジェネラル・マネージャJun Liu氏は次のように述べています。「AD8229は石油探索業界がまさに求めていた製品です。既存製品の改良版ではなく、最初から高温環境向けに設計されています。この製品により当社は、自分達の装置をより短い時間で補修でき、またより長い時間稼働させることができるようになります。これにより、コストの大幅な削減を実現できます」

製品価格と供給について

下記表中の価格は、米国での販売価格です。

製品 供給 温度範囲 1,000個受注時の単価 パッケージ
AD8229 量産出荷中 -40˚C~210˚C 120ドル 8ピンCERDIP
(セラミックデュアルインラインパッケージ)

【参考情報】
ADIフェロー、Moshe GerstenhaberによるAD8229が、高温環境の設計課題にどのように対応しているかを解説している動画(YouTube 英語のみ)

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

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