東京 (2011年01月26日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、バッテリ駆動携帯機器の長寿命化と高効率化を実現する卓越した電源電圧変動除去性能を持つ、2種類の低静止電流LDO(ロー・ドロップアウト・リニア・レギュレータ)「ADP124」「ADP125」を発表しました。今回投入するLDOは、PSRR(電源電圧変動除去比)が100kHzで60dBという、最も近い競合LDO製品の2倍のPSRRを実現しています。これにより、1.8V出力で35µVrms(マイクロボルト実効値)という低ノイズを達成しています。また、入力電圧範囲は2.3Vから5.5V、出力電流が最高500mA、最低出力電圧0.8Vまで、210μAという低い静止電流と500mA負荷で130mVのドロップアウト電圧を特長としており、携帯機器の消費電力を広い入力電圧範囲で改善します。
ADP124は1.75Vから3.3Vまでの31個の固定出力電圧オプションで提供します。ADP125は、抵抗分割により、0.8Vから5.0Vの間で出力電圧を調節可能です。両LDOともに、高性能でかつボード面積に制約のあるアプリケーションの要求に応えるために、小型1μFセラミック入力と出力コンデンサとを組み合わせることで、安定動作を実現しました。両LDOは、2mm×2mm×0.55mmという小型LFCSPパッケージ、または8ピン露出放熱パッド付きMSOPパッケージで供給します。
| 製品 | 供給 | Vout | 1,000個受注時の単価 | パッケージ オプション |
|---|---|---|---|---|
| ADP124 | 量産出荷中 | 固定 1.75 V ~ 3.3 V |
0.42ドル | 3 mm x 5 mm 8ピン EP MSOP または 2 mm x 2 mm 8ピン LFCSP |
| ADP125 | 量産出荷中 | 調節可能 0.8 V ~ 5 V |
0.42ドル | 3 mm x 5 mm 8ピン EP MSOP または 2 mm x 2 mm 8ピン LFCSP |
ADIでは製品評価を簡素化できる評価キット「Redykit™」を提供しています。このキットには、評価ボードだけでなく、他の電圧オプションのデバイスも含まれています。また、ADIのホームページより、リニア・レギュレータ・ツールもダウンロードすることができます。このツールは、全回路設計を完了するための完全な動作条件とともに、部材費リストも作成できます。
アナログ・デバイセズ社、パワーマネジメント・グループのプロダクト・ライン・マネージャ、ウォルト・ハインツァ(Walt Heinzer)は次のように述べています。「小型で、低消費電力、そして最適な低ノイズ性能は携帯機器の設計において、最高のミックスド・シグナル処理性能を得るために必要になります。特に今回投入した高性能LDOは、60dBという優れたPSRRを提供することで、通常の25dBもしくは30dBのLDOと比較した際に、半分以下のノイズ特性によりミックスド・シグナル処理性能のパフォーマンスを劣化しません。このように、低ドロップアウトで低ノイズ、そして高い電源電圧変動除去比という最高の組合せを、有利な価格で提供することで、市場をリードしています」
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
※Redykitはアナログ・デバイセズ社の商標です。
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