東京 (2011年01月05日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、広範囲の大電流高効率アプリケーション向けに、2出力または大電流用にインターリーブ1出力を容易に構成できる同期式DC/DCスイッチング・コントローラ「ADP1850」の販売を開始しました。ADP1850は、2出力(最高2×25A)またはシングル・インターリーブ出力(最高50A)のシステムに容易に構成可能なことに加え、2.75Vから20Vという従来よりも広い入力電圧範囲の提供により、他のDC/DCコントローラよりも高いフレキシビリティを提供します。ADP1850は、電源間の正確なトラッキング能力を特長とし、さらに、独立した高精度のイネーブル・スレショルドおよび精密なPOWER_GOOD機能を内蔵しているため、チャンネル間または他のデバイスとの間の容易で高精度かつ正確なデイジーチェーン・シーケンシングが可能になります。これは、多入力電圧のFPGA、DSP、およびASICデバイスに電力を供給するための重要な機能です。
アナログ・デバイセズ社 パワーマネジメント・プロダクツ・グループのマーケティング・マネージャ、ローレンス・マクギャリー(Laurence McGarry)は次のように述べています。「ADP1850は、市販の他のDC/DCスイッチング・コントローラに比べ、多様性、性能、および集積化の面で優れており、さらに高信頼性のシステムに求められる起動シーケンシングに対してシンプルな手法を提供します。設計者は、幾つかの異なるプラットフォーム、アプリケーション、および設計において新しいデバイスに新たな制限を付けることなくADP1850の性能と柔軟性を容易に活用することができます」
ADP1850コントローラは、スタートアップ・リニア・レギュレータと、ハイサイド・ドライブ用のブートストラップ・ダイオードなどを集積しているため、高密度設計に最適です。
新しいDC/DCスイッチング・コントローラは外部クロックと同期させることができるため、可聴雑音の原因となることのあるコンバータ間のシステム・ビート周波数を除去します。ADP1850は、過渡応答の改善のため電流モードで動作し、雑音耐性の強化のためにバレー電流センシングを用いています。ADP1850の先進的なアーキテクチャは、最高50Aまでの高電流出力のために、インターリーブ位相間の正確な電流配分を可能にします。低負荷の動作時には、ADP1850はパルスをスキップしてスイッチング損失を低減することにより、パワーセーブ・モードで動作するので、軽負荷でエネルギー効率を改善します。外部プログラミング可能なループ補償、ソフト・スタート、周波数、電流制限、そして電流センス・ゲインの設定などのフレキシビリティも提供します。
重要な機能とメリットについて
供給と価格について
下記表中の価格は米国での販売価格です。
| 製品 | 供給 | 入力電圧範囲 | 接合温度範囲 | 単価 | パッケージ |
|---|---|---|---|---|---|
| ADP1850 | 量産出荷中 | 2.75 ~ 20V | −40℃ ~ +125℃ | 1.85ドル (1000個受注時) |
5mm x 5mm 32 LFCSP |
| 単相14A ADP1850SP-EVALZ |
出荷中 | - | - | 60ドル/台 | - |
| 2相50A ADP1850DP-EVALZ |
出荷中 | - | - | 60ドル/台 | - |
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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