ローランドが超低レイテンシーを実現した次世代オーディオ・インターフェースにアナログ・デバイセズのBLACKFINプロセッサを採用

~USB2.0搭載、高性能で、高いコストパフォーマンスを誇るBlackfinプロセッサが、 ローランド社の画期的な新製品開発に寄与~

東京 (2010年09月27日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、電子楽器のリーディング・メーカーであるローランド株式会社が、同社の次世代オーディオ・インターフェース「OCTA-CAPTURE」に、ADIのマイクロプロセッサBlackfin®プロセッサを採用したことを発表しました。OCTA-CAPTUREは、ホーム・スタジオやスタジオ録音向けに設計されており、パソコンでマルチトラック・オーディオを録音編集するミュージシャンに最適です。

OCTA-CAPTUREは、USB2.0対応の10in/10out オーディオ・インターフェースで、最大24bit/192kHzに対応します。コンパクトなサイズで卓越したオーディオ品質を誇るこの新製品は、8チャンネルの高品位マイクプリアンプにより8トラックを同時に録音することが可能です。OCTA-CAPTUREは9月25日より日本、米国をはじめとした世界各国で順次発売を予定しています。

OCTA-CAPTUREは、業界屈指のコンパクトサイズ(幅283.8×奥行き157.9×高さ50.4mm)に、XLRマイクロフォン入力と高音質設計のアナログ・プリアンプ回路を8系統搭載します。また、デジタル・コンプレッサを8系統、デジタル・ミキサーを4系統、リバーブ(残響)機能を1系統搭載し、先進的なデジタル・オーディオ機能を提供します。これらのデジタル処理はすべてADIのBlackfinプロセッサの上で実行されます。さらに、Blackfinプロセッサによって処理されるオート・センス機能により、8個のオーディオ・ソース入力の同時検出とインプット・レベルの自動調節が可能となりました。また、OCTA-CAPTURE は、ローランド社の超低レイテンシードライバとBlackfinプロセッサの入出力機能により、コンピュータを用いた録音で通常発生するオーディオの遅延を限りなく抑えて録音、モニターすることができます。

ローランド株式会社 常務取締役 近藤公孝氏は、次のように述べています。「ローランドは、1998年に世界初のUSBオーディオ・インターフェース『UA-100』を発表して以来、オーディオ・インターフェース市場をリードしてきました。『OCTA-CAPTURE』は8系統マイク・プリアンプを搭載した低レイテンシーの次世代オーディオ・インターフェースで、多くのマイクを必要とするバンド演奏やドラム録音も快適に行うことができます。洗練された設計思想とUSB2.0搭載のBlackfinプロセッサの採用により、基本性能向上に加え、小型化と低価格化を短期間で実現することができました。サイクルの速いオーディオ・インターフェース市場において、当社が優位なポジションを保持することに貢献してくれています」

ローランド社は、これまでもいくつかのオーディオ製品にアナログ・デバイセズのBlackfinプロセッサを採用してきました。今回の新しいOCTA-CAPTUREは、Blackfinアーキテクチャを何年にもわたって継続的、かつ最大限に活用し、そのメリットを知り尽くしたローランド社の経験の成果とも言えます。

Blackfinのメリット:性能、プログラマビリティ、市場投入までの時間短縮、コスト節減
OCTA-CAPTUREは、533MHz/1066MMACS(MMACS=メガ積和演算/秒)で動作するBlackfinプロセッサ「ADSP-BF525」を実装しています。リアルタイムOSを駆動させる能力と組込みUSB機能により、Blackfinプロセッサは必要となる制御と接続機能を提供すると同時に、OCTA-CAPTUREのデジタル・オーディオ・ミキシングとエフェクト機能を実現します。Blackfinアーキテクチャにより、通常は個別のマイクロコントローラとDSPで実行される機能を、単一のBlackfinチップで扱うことができます。これにより、全体的なシステム・サイズの縮小と低価格化が可能となります。

アナログ・デバイセズ社 プロオーディオ製品マーケティング・マネージャ、デニス・ラブレスク(Denis Labrecque)は、次のように述べています。「『OCTA-CAPTURE』は、ローランド社の技術者が何年にもわたり培ってきた卓越した専門技術力をもとに開発されており、ローランドのオーディオ・インターフェースに新たに一つの画期的な製品が加わったことを意味しています。革新的な技術力を誇るローランドの技術者が、Blackfinプロセッサの利点をその豊富な経験から最大限に活用し、これ程多くの特長を兼ね備えた最新製品を開発したことは私どもにとっても大きな喜びです。当社はまた、当社の正規販売代理店 ADM社によるこのプロジェクトのサポートにも感謝したいと思います」

Blackfinの優れた性能によって、革新的な設計を可能に
アナログ・デバイセズのBlackfin 16/32ビット・プロセッサにより、技術者は、どのようなアプリケーションでも、その性能、機能性、および接続性を高度に進歩させることができます。これは、デジタル信号処理と制御処理とを一体化したアーキテクチャによりもたらされるメリットです。Blackfinプロセッサは、卓越したコストパフォーマンスとエネルギー効率を提供し、開発ツール、アプリケーション、およびサードパーティ・サポートよる豊かなエコシステムにより補完されているため、産業用、医用、車載、セキュリティ、デジタル・ホーム・エンターテインメント、そして携帯機器など広範な革新的なアプリケーション向けの最適なプロセッサです。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

沪ICP备09046653号
感想、意見を送る X
content here.
content here.

感想、意見を送る

閉じる