CTスキャナ向けデータ・コンバータ「ADAS1128」が『EDN』誌の「2009イノベーション・オブ・ザ・イヤー」を受賞

電流/デジタル・コンバータ「ADAS1128」が、米国『EDN』誌主催の「第20回EDNイノベーション・アワード」を受賞

東京 (2010年05月18日) -

アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、CT(コンピューター断層撮影)スキャナ向け電流/デジタル・コンバータ「ADAS1128」が、米国『EDN』誌主催の「第20回EDNイノベーション・アワード( Innovation Awards)」の「アナログ・フロントエンドIC」部門で「2009イノベーション・オブ・ザ・イヤー(Innovation of the Year)」を受賞したことを発表しました。ADIは、カリフォルニア州サンノゼで先月開催された「第20回EDNイノベーション・アワード」の式典において表彰され、ADAS1128以外ではモーション検出向け3軸デジタルiMEMS®加速度センサー「ADXL345」と携帯電話基地局向けの14ビットTxDAC®送信用D/Aコンバータ(DAC)「AD9789」が、それぞれ「加速度センサー」部門、「アナログ:コンバータ」部門で最終選考にまで残りました。

EDNの編集長、リック・ネルソン(Rick Nelson)氏は、次のように述べています。「景気が低迷している最中でも技術革新が絶え間なく続いていることは、第20回イノベーション・アワードの受賞製品が実証しています。今回は130種以上の最終選考製品の中から、厳しい選考を経て30種の製品が受賞しました。ADIの電流/デジタル・コンバータ ADAS1128は、最高のイノベータがその実力を遺憾なく発揮した実例です」

受賞製品
アナログ・フロントエンド部門: 電流/デジタル・コンバータ ADAS1128:
24ビット電流/デジタル・コンバータ ADAS1128は、フォトダイオード・アレイ信号をデジタル信号に変換します。ADAS1128は競合他社の集積コンバータ・ソリューションが最高32チャンネルであるのに対して、その4倍の128のコンバージョン・チャンネルをサポートし、6kSPS(キロサンプル/秒)から20kSPSという高速処理を実現します。この優れた性能と集積度によって、画像分解能の向上とシステム・コストの半減を実現しています。

ADAS1128は、チャンネル集積度が低かったこれまでの技術を置き換える最新の電流/デジタル・コンバータです。サンプリング・レートを最高20kSPSまでの範囲で選択できる、128チャンネルの同時サンプリングに対応する分解能24ビットのA/Dコンバータ(ADC)や、温度センサー、リファレンス・バッファを内蔵した1cm2のシングル・チップ・ソリューションです。消費電力は、競合他社製品ではフル・スピードで10mW/チャンネルであるのに対して、ADAS1128は4.5mW/チャンネルと半分未満となっています。電荷損失がないことや、フル・スケール範囲の選択肢の多様さ、超低ノイズ(低被爆のX線システムでは0.4fCと低い)などの優れた特長を誇ります。

アナログ・デバイセズのヘルスケア・グループ担当ヴァイス・プレジデント、 パトリック・オドハティー(Patrick O'Doherty)は、次のように述べています。「ADAS1128は、CTスキャナのユーザとの緊密な協力のもとで、彼らの求める性能条件に対応して開発されました。この画期的な電流/デジタル・コンバータ技術によって、高スライス数のCTシステムは鼓動する心臓など、動いている器官の画像を高精度でリアルタイムにとらえることができます。ADIは、この製品がEDN誌の読者と編集部によって認められたことを誇りに思います」

最終選考製品
3軸デジタル加速度センサー ADXL345:
ADXL345は消費電力に制約のある携帯型民生機器向けに開発された3軸デジタルiMEMS加速度センサーです。ADXL345は、同等クラスの競合他社製品と比較して低消費電力となっており、競合他社の3軸慣性センサーと比較するとシステム・レベルで約80%もの省電力を達成します。また、ADXL345はオンチップADCを内蔵しているため、ワイヤレス端末、PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)などの携帯型アプリケーションにおけるハードウェア設計を簡素化します。

14ビットTxDAC送信用DAC AD9789:
14ビットTxDAC送信用DAC AD9789は、卓越した広い使用可能帯域幅と有効ダイナミック・レンジという特長を兼ね備えています。これにより、DOCSIS-IIIケーブル・インフラストラクチャ設計を低価格なFPGAとの組み合わせで、短期間での開発による市場投入を可能とします。またAD9789は、ADIの独自技術であるMix-Mode™スーパー・ナイキスト・アーキテクチャ機能により、最高3.6GHzまでのRF(無線周波数)信号を生成する高精度なデジタル・シンセシスを可能とします。RF信号を直接生成可能なコアを使用し、クラス最高の帯域幅とダイナミック・レンジを実現するため、ブロードバンド機器の設計者は、複数の通信規格に対し、単一の送信用DACアーキテクチャのみの開発を行うだけで済むことになります。また、これにより外付けのミキサーとローパス・フィルタが不要になることから、設計の複雑度、コスト、サイズ、消費電力を低減できます。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

iMEMS、TxDACはアナログ・デバイセズ社の登録商標、Mix-Modeは同社の商標です。

アナログ・デバイセズに関するTwitterによる情報提供:http://www.twitter.com/ADI_News

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