東京 (2010年01月06日) -
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、FMCW(周波数変調連続波)レーダ・システムを柔軟にコスト効率良く構築できる新しいPLLシンセサイザ「ADF4158」の供給を開始したことを発表しました。FMCWレーダ・システムは、自動車、航空宇宙、軍用、産業、そして通信用アプリケーションにおいて、屋外にある物体の相対的な距離や速度を遠隔測定するために用いられています。FMCWレーダ・システムは、従来のパルス方式のレーダに比べて、非常に低いパワーレベルで物体の検知と測距ができ、コスト面における大幅な優位性を提供します。
FMCWレーダ・システムには極めて高い無線装置としての性能が必要とされます。ところが現在用いられているVCO(電圧制御発振器)の直線性にその性能が依存する方式には、その複雑さ、柔軟性の欠如、そして高コストなどの設計課題があります。ADF4158は、機能が豊富でプログラム可能な6.1GHzのデバイスなので、FMCWレーダ・システムの設計者はそれぞれのニーズにあわせて、容易にシステムを構成することができます。ADF4158を用いたFMCWレーダ・システムの構築は、VCOの直線性には全く依存せずに高い直線性のランプ・プロファイルを生成するため、レーダの分解能の改善と、システムのキャリブレーションに伴うコスト・アップと複雑さの低減というメリットがもたらされます。さらに、ADF4158は、BiCMOSプロセス技術に基づいており、競合デバイスの1/3という手頃なコストでの実装を可能にします。
ADF4158のその他の特長とメリット:
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
TruPwrは、アナログ・デバイセズ社の商標、X-Ampは同社の登録商標です。
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