東京 (2009年07月03日) -
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、ゲイン切替えとアクティブ・インピーダンス・マッチング機能を組み込んだ、業界最高性能の超ローノイズ・デュアルアンプ「AD8432」を発表しました。このAD8432アンプは、競合製品と比べてノイズ特性が優れており、また周波数帯域幅もほぼ3倍を実現しています。さらにチャンネル当たりの価格も低く抑えられています。
AD8432は、ゲイン設定切替え機能と優れたローノイズ特性が組み合わさっていることで、低レベルの入力信号を検出し増幅することが可能です。さらに、とても低い入力換算ノイズ特性を維持しつつ、アクティブ・インピーダンス・マッチング機能により信号源とアンプ入力端子間のインピーダンスを整合させ、信号の反射を低減させることができます。AD8432は端子によるゲイン設定機能を持っており、4つのゲイン(G=4、8、12、16)が選択できます。ゲイン4の場合、このアンプの周波数帯域幅は200MHzになり、競合製品のほぼ3倍という点だけではなく、入力換算ノイズ電圧が0.85nV/√Hzであり最高クラスのローノイズ特性を誇っています。
AD8432は、最高200MHzの周波数帯域幅、多チャンネル数、可変ゲインを必要とする通信インフラストラクチャや医用超音波アプリケーションに適しています。ふたつのアンプがひとつのチップ上に構成されていることと対称なレイアウト設計により、高い精度のチャンネル間位相マッチングが保証されています。
AD8432は、5V単一電源動作で差動出力が可能です。医用向け超音波CWドップラー・アプリケーション向けのADI製品である位相シフタ付きI/Q復調器「AD8333」や「AD8339」、さらに18ビット570kSPS PulSAR®コンバータ「AD7679」や14ビット1MSPS PulSARコンバータ「AD7952」といった広範なADIのA/Dコンバータ(ADC)を駆動するために最適化されています。
AD8432のパッケージの特長として露出パドルを持っており、PCB(プリント基板)と低い熱抵抗での放熱経路が実現できます。これにより、より効率的な放熱が可能になり信頼性をより高くすることができます。
供給、価格、補完部品について
表中の価格は、米国における販売価格です。
| AD8432 |
アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp
PulSARは、アナログ・デバイセズの登録商標です。