東京 (2009年06月30日) -
アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、バッテリ駆動デジタルカメラの上限電流を最大化して、フラッシュ輝度を200ルーメン以上に増やすことで、画質精度を向上させるデュアル白色LEDフラッシュ・ドライバ「ADP1655」を発表しました。このインダクタ・ベースのフラッシュ・ドライバ ADP1655は、携帯電話やデジタルカメラ、カムコーダ、PDA、その他のカメラ付き携帯機器や、とくに暗い環境における高解像度カメラ動作の信頼性を高めます。ADP1655に組み込まれたADIの独自技術であるトランスミット・マスキング機能(Tx-Mask)により、携帯電話アプリケーションのRFトランシーバ(送受信回路)が基地局からの信号をモニターしながら、同時にカメラ・フラッシュをこれまでより高いLED電流で駆動できるようにします。
ADP1655は、2MHz同期昇圧コンバータ、500mAプログラマブル電流源とI²Cインターフェースを集積しているので、タイマーや出力電流の容易なプログラミングを可能にします。さらに、システム動作や安全制御に関連したデータのリードバックもできるようになります。フラッシュ電流精度を5%も向上させているので、ADP1655はカメラ操作による携帯電話システムのシャットダウンが発生しない範囲内で、LED電流を増やすことができ、フラッシュ輝度も向上させます。
さらにADP1655は、ハイサイド電流ソースも内蔵されており、LED裏面をICの配線に接続せずに、フラッシュLEDの配線をカメラの接地(GND)パターンに接続できます。これにより、設計者はプリント回路基板の配線の簡素化、回路の配線の長さやLEDの発熱によるPCBの設計の低減が可能になり、よりコンパクトなレイアウトでカメラの周辺回路を設計できるようになります。
供給と価格について
下記表中の価格は、米国における販売価格です。
| ADP1655 | (0.5mmピッチ) |
ADIのパワーマネジメント製品について
アナログ・デバイセズは、革新的なパワーマネジメントIC製品群に、世界最高レベルの優れた信号処理性能を提供することで、民生機器、医用機器、産業用や計測機器、通信インフラストラクチャといった幅広い携帯型および固定型パワー・アプリケーションにおける高性能信号処理機能をサポートしています。ダイナミック・レンジ、過渡応答性能、信頼性などのシグナル・チェーンの設計要件をサポートすることにより、ADIは顧客が複雑なパワー課題を容易にかつ迅速に解決し、製品の差異化と迅速な市場投入に貢献します。
アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp