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スマート・グリッドやホーム/ビルディング・オートメーション向けRFトランシーバ「ADF7022」「ADF7023」を発表

  • 安全で確実な遠距離データ伝送を実現
  • 短距離ISM帯およびio-homecontrol®プロトコルに対応

東京 (2009年05月28日) -

ADF7022 and ADF7023



アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、スマート・グリッドやホーム/ビルディング・オートメーションに効果的な、最高レベルの性能、低消費電力特性、高集積化を実現するRFトランシーバ「ADF7022」「ADF7023」の2製品を発表しました。 スマート・グリッド技術は、電力会社から消費者への電力供給において電力の消費量や時刻、価格を測定することで、エネルギーの節減やコスト低減を実現し、信頼性の向上に貢献します。RFトランシーバは情報を安全で確実に短距離伝送することや、測定データの蓄積、電力会社のコンピュータへのワイヤレス通信において、必要不可欠なものとなっています。アナリストによると、今後5年間に渡って、増加傾向にあるオンライン化スマート・グリッドをサポートするために全世界で1億5千万のスマート・メータが配備されると予測されています。

ADIのADF7022 RFトランシーバとADF7023 RFトランシーバは、遠隔データ測定のために短距離ISM帯(産業用、科学用、医用)で動作するスマート・グリッドやその他のアプリケーション向けに効果的を発揮します。アプリケーションとしては、産業用監視や制御、ワイヤレス・ネットワークやテレメトリ・システム、セキュリティ・システム、医用機器、遠隔制御があります。さらにADF7022 RFトランシーバは、io-homecontrol®プロトコルをサポートする通信プロセッサを集積した業界初のトランシーバで、ホーム・システムにおいて巻き上げ式ブラインドやシャッター、日除け、ガレージのドア、天窓、暖房装置などの遠隔制御を可能にします。

io-homecontrol®規格対応のADF7022短距離トランシーバについて
ADF7022短距離RFトランシーバは、io-homecontrol向けの低消費電力で高集積のFSK/GFSKトランシーバで、免許の要らないISM帯である868.25MHz、868.95MHz、869.85MHzという3つのio-homecontrolチャンネルでの動作向けに設計されています。ADF7022はio-homecontrolの規格である欧州のETSI-300-200に完全準拠しており、io-homecontrol規格向けに特別に設計された強力なデジタル・ベースバンド機能を備えています。この機能により、ADF7022はメディア・アクセス、パケット管理/検証、バッファ・メモリに対するパケット検索など、通常はマイクロプロセッサが行う複雑なタスクを遂行することが可能になります。その際、ホスト・マイクロプロセッサをパワーダウン・モードに設定できるので、消費電力を大幅に低減し、ホスト・マイクロプロセッサの計算やメモリ要求の軽減を実現します。

ISM帯433MHz、868MHz、915 MHz向けのADF7023短距離トランシーバについて
ADF7023短距離RFトランシーバは、433MHz、868MHz、915MHzという免許が不要なISM帯での動作向けに設計された低消費電力の低IFトランシーバです。ADF7023は強力なベースバンド機能を備えていて、2FSK/GFSKで最高250kbpsのデータ・レートとともに送受信時の低消費電流を実現します。また、ブロッキング抵抗と高精度の受信感度も同時に提供しますので、妨害信号のレベルが4倍以上になるような過酷な環境下でも無線装置を動作することができます。動作電源範囲は1.8Vから3.6Vで、送信モードと受信モードの両モードで低消費電力となっているので、バッテリ寿命の延長を可能にします。その他のオンチップ集積機能としては、きわめて低消費電力の8ビットRISC通信プロセッサ、特許出願中のイメージ除去機能、VCO(電圧制御発振器)、フラクショナルN PLL(フェイズ・ロック・ループ)、10ビット A/Dコンバータ(ADC)、デジタルRSSI(受信信号強度表示)、温度センサー、AFC(自動周波数制御)ループやバッテリ電圧モニターを内蔵しています。

アナログ・デバイセズ社RFグループ担当ヴァイス・プレジデント ピーター・リアル(Peter Real)は次のように述べています。「ワイヤレス技術は、エネルギーの制御や監視だけでなく家庭やビジネス・システムの制御も行うメカニズムとして、ますます広く普及しつつあります。確実な無線性能を提供する短距離RFトランシーバはこれらのアプリケーションにとって最も重要なものとなっており、アナログ・デバイセズの新しいトランシーバは、重要データの安全な転送に必要な性能、集積度、低消費電力の点で完璧な無線ソリューションを提供します」

価格、供給、補完製品について
ADF7022とADF7023 RFトランシーバは、ADIのAD8353 RFゲイン・ブロックADF4360 PLL/VCOADM6320監視回路ADL5542ドライバ・アンプとともに使用できる製品です。さらに、ADF7022とADF7023は無償ダウンロード可能なアナログ・デバイセズの設計ツールADIsimSRD Design Studioによってサポートされており、通常のワイヤレス・システムにおけるパラメータの多くについて、リアルタイムでシミュレーションと最適化を行うことができます。サンプル、供給、価格に関する情報については、販売代理店にお問い合わせください。表中の価格は米国における販売価格です。

製品
1,000個受注時の単価
パッケージ
ADF7022
2.88ドル
5 x 5 mm 32ピンLFCSP
ADF7023
2.88ドル
5 x 5 mm 32ピンLFCSP

全てのRFシグナル・チェーンをカバーするADIのRF IC製品群
ADIは、設計スキル、システムに対する理解、そしてプロセス技術を活用して、業界をリードする高性能のRF機能ブロックから、高集積の短距離およびWiMAXトランシーバまで、すべてのRFシグナル・チェーンをカバーする最も広範な無線周波数(RF)IC製品群を提供しています。RF機能ブロックには、ダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)フェイズ・ロック・ループ・シンセサイザ(PLL)、TruPwr™と呼ばれるパワー・ディテクタログアンプ、X-Amp®に代表される可変ゲインアンプ(VGA)、パワーアンプ(PA)やローノイズアンプ(LNA)などのRFアンプ、ミキサー、ダイレクト・コンバージョン変調器と復調器が含まれています。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp