アナログ・デバイセズとインフィニオン、次世代自動車用エアバッグ安全システムで協業

両社が提供する設計プラットフォームにより、信頼性が高くコスト効率に優れ、使いやすい先進的なエアバッグ・システム設計が可能に

東京 (2009年04月27日) -

アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)とインフィニオン テクノロジーズ社(フランクフルト証券取引所/ニューヨーク証券取引所: IFX、以下インフィニオン)は、本日、次世代自動車用エアバッグ・システムの開発での協業に同意したことを発表しました。今回の協業では、両社それぞれの製品ロードマップと同調し、センサーとチップセットの相互運用性が保証されています。これにより自動車用安全システム・メーカーや自動車メーカーは、信頼性が高く、コスト効率に優れ、かつ使い易い先進的なエアバッグ・ソリューションを可能にする完全な設計プラットフォームを使えるようになり、先進的なエアバッグ・システムの開発が加速されることが期待されます。

ADIは、自動車用安全システム向けモーション・センシングMEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)慣性加速度センサーやジャイロ・センサーのパイオニアであり、世界的なリーディング・カンパニーです。また、インフィニオン社はマイクロコントローラ、衛星センサー通信インターフェースIC、エアバッグ実装用IC、電源部品、CANやLINトランシーバ、圧力センサーなど、エアバッグ・システム向け部品のほぼすべてを提供しています。ADIとインフィニオン社は、両社のエアバッグ向け製品群を組み合せることで、顧客に完全で相互運用性があり、市場からも実証されたエアバッグ・システムの開発プラットフォームを提供します。

インフィニオン テクノロジーズ社の自動車用事業部シニア・ヴァイス・プレジデント、クラウス・ガイスラー(Claus Geisler)は次のように述べています。「アジアや南米といった新興自動車市場では、安全性を向上させつつコストを低減させるという課題を抱えています。ADIとインフィニオン社がエアバッグ向け製品で提携することで、両社は相互運用性のリスクを取り除き、システム開発コストの削減に貢献します。これにより、自動車メーカーやシステム・サプライヤは衝突アルゴリズムの開発や製品の差異化に注力することができるようになります。当社は、自動車システムに対する専門的な技術や約40年にわたる経験により、顧客がより重要なエアバッグ・システムの課題に集中できるようにするのです。より一層のコスト最適化や厳しい品質要求という課題だけでなく、新しい規格や安全への要求に応えるといった、安全市場における将来の課題にも対応していきます」

米国の幹線道路交通安全局(NHTSA)の最近の調査によると、1億7,600万台のエアバッグを装着した乗用車が米国内を走行しており、そのうち1億6,400万台は2個のエアバッグを装備していることがわかっています。1987年から2007年までの間に、エアバッグの装備により25,000もの人命が救われています。こうしたデータとより安全な車に対する旺盛な需要によって、自動車の安全システムで使用される半導体は年平均9%の成長率で伸びるものと予測されています。自動車用安全システムの革新と、コスト抑制に対する顧客からの要求は今後も続くものと予想されます。

アナログ・デバイセズ社のマイクロマシン製品事業部ヴァイス・プレジデント兼事業部長、マーク・マーティン(Mark Martin)は次のように述べています。「今日の安全に関する規定に対応して、自動車用安全システムは、システム性能レベルをさらに高めて、広範囲な乗客および車体に対して、適切かつ高い信頼性で動作することを保証するよう求められています。ADIは、自動車用MEMSにおける15年以上の経験と、5億個を超えるMEMSセンサーの出荷に裏打ちされたADIの豊富な知識と専門的な技術を、安全システムの設計に投入しています。インフィニオン社との提携によって、まもなくあらゆる部品が完全に接続する使い易い設計プラットフォームを提供できるようになり、安全システム・サプライヤや自動車メーカーは『ワンストップ・ショッピング』が可能となります。この大幅に時間とコストを削減するアプローチによって、システム設計者はこのシステムを車体に適切に組み込むだけで済み、消費者に最も安全な車を提供することに集中できるようになります」

1991年に最初の完全集積MEMS加速度センサーを発表して以来、ADIは累計5億個を超える加速度センサージャイロ・センサーを出荷してきており、自動車業界におけるMEMS慣性センサーの大手サプライヤとなっています。インフィニオン社は、安全用部品のリーディング・メーカーで、過去15年間に累計6億個を超えるエアバッグ部品を出荷してきました。

インフィニオン テクノロジーズについて インフィニオン テクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、コミュニケーションズ、セキュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2008会計年度(9月決算)の売上高は43億ユーロ、従業員は世界全体で約2万9,100人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。日本法人のサイトは、こちらのURLをご参照ください。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

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