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新しい性能レベルを提供する広いダイナミック・レンジのシングル・チャンネル・ミキサー・ファミリー5製品を発表

  • 「ADL5801」:ワイドバンド・シングル・チャンネル・アクティブ・ミキサー
  • 「ADL5355」「ADL5357」:シングル・チャンネル・パッシブ・ミキサー
  • 「ADL5365」「ADL5367」:シングル・チャンネル・パッシブ・ミキサー
  • 東京 (2009年03月04日) -

    ADI Sets New Performance Level with New Family of High-Dynamic-Range, Single-Channel Mixers.

    アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、同社の広範なRF IC製品群を拡張し、衛星通信、ワイヤレス基地局、ポイント・ツー・ポイント無線リンク、計測機器や軍用機器などの広いダイナミック・レンジのアプリケーション向けに、シングル・チャンネルRFミキサー・ファミリーの新製品5つ「ADL5801」「ADL5355」「ADL5357」「ADL5365」「ADL5367」を発表しました。

    ADL5801シングル・チャンネル・アクティブ・ミキサーは、10MHzから6000MHzまでをカバーする最も広い動作可能周波数範囲を持ち、ADIが2008年10月に発表した「ADL5802」デュアル・チャンネル・アクティブ・ミキサーを補完します。ADL5355ADL5357ADL5365ADL5367高性能シングル・チャンネル・パッシブ・ミキサーは、携帯電話用周波数範囲の動作仕様となっており、「ADL5356」、「ADL5358」と「ADL5360」デュアル・チャンネル・パッシブ・ミキサーを補完します。

    ADL5801ワイドバンド・シングル・チャンネル・アクティブ・ミキサーについて
    ADL5801ミキサーは、信号のダウン・コンバージョンとアップ・コンバージョンの両方を可能にする業界初の広帯域のシングル・チャンネル・デバイスで、受信と送信の両シグナル・パスに最適です。ADL5801は業界で最も高い直線性を持つアクティブ・ミキサーで、4mm × 4mmのLFCSPパッケージで供給され、消費電力も競合するパッシブ・デバイスの50%と低くなっています。また、10dBのシングル・サイドバンド(SSB)雑音指数で27dBmの3次入力インターセプト・ポイント(IIP3)という直線性を実現すると同時に、1.5dBの変換利得が得られ、IFアンプを追加する必要性が少なくなります。

    ADL5801はオンチップの入力パワー・ディテクタを用いてミキサーのバイアス点を調節できるという特長をもっています。この適応型バイアス機能により、希望信号の利得低下をもたらす不要な大入力の妨害信号(ブロック信号)が存在する場合でも、最適かつ高いIP3の性能を実現できます。ブロック信号が消えると、ADL5801は自動的に低消費電力動作モードに切り替わります。

    LOアンプとIFアンプを集積したADL5355、ADL5357シングル・チャンネル・パッシブ・ミキサーについて
    ADL5355ミキサーは1500MHzから2500MHzの周波数範囲にわたって動作し、ADL5357ミキサーは500MHzから1500MHzの周波数範囲にわたって動作します。両ミキサーは、IFアンプとLOアンプ、入力バランが搭載され、最高の集積度が実現されています。ADL5355とADL5357ミキサーは、8.1dBの変換利得とともに、27dBmのIIP3、および9.4dBのSSB雑音指数を実現しています。さらに、高レベル妨害波環境下での利得低下による雑音指数の劣化が許されない状況でも、両製品は10dBmのブロック信号の存在下で18dBのSSB雑音指数特性が得られます。

    LOアンプを集積したADL5365、ADL5367シングル・チャンネル・パッシブ・ミキサーについて
    ADL5365ミキサーは1500MHzから2500MHzの周波数範囲にわたって動作し、ADL5367ミキサーは500MHzから1500MHzの周波数範囲にわたって動作します。両ミキサーはIFアンプが内蔵されていないため、アップ・コンバータとダウン・コンバータのどちらにも構成できます。 ADL5365とADL5367ミキサーは、業界最小の変換ロス(-7dB)を達成しており、31dBのIIP3と7.1dBのSSB雑音指数が得られます。最高の入力直線性によるIP3特性を特長としているので、どちらのデバイスも無線通信状態観測用受信機用途や、高い受信入力信号電力で動作するアプリケーションに最適です。

    これら製品はRFやLO入力に外付け部品を用いることなく、クラス最高の性能が実現できるので、利得の高いミキサーが必要な、集積化された最高性能の受信機器のダウン・コンバージョン用途に適しています。競合するデバイスと異なり、このシングル・チャンネル・パッシブ・ミキサー・ファミリーはパワーダウン機能を搭載し、3.3Vから5Vの電源電圧で動作するので、低消費電力が重要なアプリケーションに最適です。

    新ミキサー・ファミリーは、先進的なSiGeバイポーラ・プロセスで製造され、2000VのHBM ESDを提供するので、ESDに敏感なGaAsミキサーに比べて、取り扱いが容易です。

    供給と価格について
    ADL5801ADL5355ADL5357ADL5365ADL5367ミキサーと評価ボードは現在サンプル供給中です。1,000個受注時の単価は、ADL5801が5.15ドル、ADL5355とADL5357が6.98ドル、ADL5365とADL5367が5.99ドルです(すべて米国における参考価格)。詳細情報については、こちらのウェブサイトをご覧下さい。

    全てのRFシグナル・チェーンをカバーするADIのRF IC製品群
    ADIは、設計スキル、システムに対する理解、そしてプロセス技術を活用して、業界をリードする高性能のRF機能ブロックから高集積シングルチップ・トランシーバ・ソリューションまで、すべてのRFシグナル・チェーンをカバーする最も広範な無線周波数(RF)IC製品群を提供しています。RF機能ブロックには、ダイレクト・デジタル・シンセサイザ(DDS)フェイズ・ロック・ループ・シンセサイザ(PLL)、TruPwr™と呼ばれるパワー・ディテクタログアンプ、X-Amp®に代表される可変ゲインアンプ(VGA)、パワーアンプ(PA)やローノイズアンプ(LNA)などのRFアンプ、ミキサー、ダイレクト・コンバージョン変調器と復調器が含まれています。詳細情報については、こちらのウェブサイトをご覧下さい。

    アナログ・デバイセズについて

    アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp