SFDR: スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ
SFDRとは
意味
Spurious-Free Dynamic Range (スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ):A/DとD/Aコンバータ(ADCとDAC)の仕様を定めるために使用される専門用語。ADCにおいて、スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)は、搬送周波数のRMS振幅(最大信号成分)の、次に大きなノイズまたは高調波歪み成分のRMS値に対する比率。SFDRは通常dBc(搬送周波数振幅を基準とする)またはdBFS(ADCのフルスケールレンジを基準とする)で測定される。
DACにおいて、スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)は、搬送波周波数のRMS振幅(最大信号成分)の、次に大きな歪み成分のRMS値に対する比率。SFDRは通常dBc (搬送周波数振幅を基準)またはdBFS (DACのフルスケールレンジを基準)で測定される。試験条件によって、SFDRはあらかじめ定められたウィンドウ内またはナイキスト周波数の範囲で測定される。
マキシムのデータ変換計算機も参照。
同義語
Spurious-Free Dynamic Range用語を検索(アルファベット順):