Comparator
Comparatorとは
意味
コンパレータは2つの入力電圧を比較し、どちらが大きいかを示すバイナリ信号を出力する。非反転(+)入力が反転(-)入力より大きい場合、出力はハイになる。反転入力が非反転入力より大きい場合、出力はローになる。
コンパレータは何に使用されるか?
最も多用されるコンパレータのアプリケーションは、1つの電圧と安定したリファレンス電圧との間の比較である。コンパレータには、スレッショルド検出器/弁別器、ゼロクロス検出器、発振器など、多数のアプリケーションがある。
コンパレータにはどんなタイプがあるか?
どの端子に入力信号が印加されるかによって、電圧コンパレータには反転と非反転の2つの基本的なタイプがある。
反転コンパレータ(または負電圧コンパレータ)では、入力信号は反転端子に印加され、リファレンス電圧は非反転端子に印加される。これによって、入力電圧がリファレンス電圧より小さい場合に正の電圧出力が生成される。
非反転コンパレータでは、入力信号は非反転端子に印加され、リファレンス電圧は反転端子に印加される。これによって、入力電圧がリファレンス電圧より大きい場合に正の出力電圧が生成される。
コンパレータはどのように作成するか?
簡素なコンパレータは、負のフィードバックのないオペアンプを使って実現することができる。高い電圧利得によって、入力電圧の非常に小さい差を分解することが可能になる。コンパレータはこの基本的な設計を元に、ヒステリシスや内部リファレンスなどの追加によって機能を向上させることができる。
アプリケーションノート886 「Selecting the Right Comparator (適切なコンパレータの選択)」 では、コンパレータの動作の仕組み、仕様、一般的なコンパレータの機能、および個々の要件に最適なコンパレータの選択方法について詳細に解説している。
参照:コンパレータ
キーワード
コンパレータ同義語
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