製品概要

機能と利点

  • 超小型開発プラットフォーム
    • 小型フットプリント(0.72インチ x 1.52インチ)
    • 電源:3.3Vおよび1.8V
  • MAX32625マイクロコントローラの機能
    • FPU内蔵96MHz Arm Cortex-M4
    • フラッシュ・メモリ:512KB
    • SRAM:160KB
    • 命令キャッシュ:8KB
    • フルスピードUSB 2.0
    • SPI、I2C、UART、1-Wire®マスタ、10ビットADCペリフェラル
  • MAX14750 PMIC
    • Micro-IQ 3.3V昇降圧レギュレータ
    • Micro-IQ 1.8V降圧レギュレータ
    • Micro-IQ 1.2Vリニア・レギュレータ
    • ハイサイド負荷スイッチ
    • I2C経由で設定可能
  • 拡張接続
    • 0.1インチの2x7ピン・ブートローダ固有ヘッダ
    • 10ピンArm Cortexデバッグ・ヘッダ
    • マイクロUSBコネクタ
  • 内蔵ペリフェラル
    • RGBインジケータLED
    • ユーザ・プッシュボタン
  • MAXDAPプログラミング・アダプタ
    • Cortexデバッグ・ケーブル経由のDAPLink
    • ドラッグアンドドロップ・プログラミング
    • CMSIS-DAP SWDデバッガ
    • USB仮想UART
  • ターゲット・ブートローダ・インターフェース
    • USB-to-I2C/SPI/UART/GPIOブリッジ
    • ターゲット・リセットとMFIOピンの2つのGPIO
    • 構成およびプログラミング機能

製品概要

MAX32625PICO2ボードは、エンジニアがFPU内蔵Arm® Cortex®-M4マイクロコントローラのMAX32625を使用する設計を迅速に実装できるように設計された、高速開発プラットフォームです。このボードは0.1インチ・ピッチの2x7ピン・ヘッダからブートローダ固有のシリアル・インターフェースを引き出しているため、ターゲット・ボードに容易に接続できます。また、このボードにはMAX14750 PMICも搭載されており、必要な全電圧が提供されます。10ピンCortexデバッグ・コネクタにより、DAPLinkアダプタとしての使用が可能です。更に、RGBインジケータLEDとプッシュボタンも搭載されています。これによって、電力が最適化された柔軟なプラットフォームが提供されるため、迅速な概念実証と早期のソフトウェア開発が可能になり、市場投入までの時間が短縮されます。

MAX32625PICO2ボードにはカスタマイズされたDAPLinkイメージが出荷時にロードされており、USBマス・ストレージ・デバイス(MSD)ドラッグアンドドロップ・プログラミング、USB通信デバイス・クラス(CDC)仮想シリアル・ポート、およびヒューマン・インターフェース・デバイス(HID)CMSIS-DAPインターフェイスの標準DAPLink機能が提供されます。これにより、ボードを別のターゲット・プラットフォームに接続してデバッグすることができます。更に、USB-to-I2C/SPI/UARTブリッジとしても機能し、必要なインターフェースをターゲット・ブートローダに提供できます。マイクロコントローラにはブートローダもプログラムされているため、DAPLinkイメージを更新したり、独自のアプリケーション・コードに置き換えたりすることも可能です。

対象となる製品