EVAL-LT3099

製品概要

LT3099評価用ボード（EVAL-LT3099-AZ）には、電圧入出力制御（VIOC）トラッキングが組み込まれたLT®3099（-20V、1A、超低ノイズ、超高電源電圧変動除去比（PSRR）、負電圧のリニア電圧レギュレータ）が搭載されています。VIOCを使用すると、上流のスイッチング・コンバータを制御してLT3099全体の電圧を一定に保つことができるため、消費電力を最小限に抑え、高いPSRRを維持できます。

EVAL-LT3099-AZは、-3.8V～-20Vの入力電圧範囲で動作します。LT3099の最大出力電流は1Aです。このレギュレータは、超低ノイズと超高PSRRを特長とし、プログラム可能なパワー・グッド機能とプログラム可能な電流制限機能を備えています。イネーブル機能（EN/UVピン）は双方向性があり、正電圧または負電圧で制御できます。

内蔵保護機能には、フォールドバックによる内部電流制限とヒステリシスによる熱制限が含まれています。

LT3099の詳細については、LT3099のデータシートを参照してください。EVAL-LT3099-AZ評価用ボードを使用する際、またはハードウェアの変更を行う際は、事前にLT3099のデータシートと本ユーザ・ガイドを参照することを推奨します。

EVAL-LT3099-AZのLT3099では、ICの下側にパッドが露出した14ピン、3mm × 4mm、プラスチック製デュアルフラット・リードなし（DFN）パッケージを使用しています。最大の熱性能を得るため、ボードを適切にレイアウトすることが重要です。