製品概要
製品概要
ADXL362開発ボードは、既存のハードウェア・プラットフォームでのデータ収集とファームウェア開発を可能にする事によってアプリケーション開発の時間が短縮するように設計された使い易いツールです。
ADXL362の超低消費電力を強調するために、ボードは低消費電力プラットフォームとして設計されています。通信と処理はルネサスの超低消費電力マイクロコントローラRL78/G13によって実行され、ファームウェアはC言語で書かれています。電子ペーパー・ディスプレイはロードされたファームウェアにより数値又はグラフィック出力を表示します。ボードはUSBを介して完全にプロブラマブルになっており、開発環境とヘッダ・ファイルはルネサスから提供されます。プラットフォームが最終アプリケーションで再現できるように(すでにアプリケーション・ファームウェアで確認された)回路図とレイアウトが提供されます。
ボードはモーション起動のオン/オフ・スイッチとしてあらかじめ設定されています。他の供給可能なファームウェア例には傾きセンサー、データロガー、(コンピュータ画面にリアルタイム加速度をグラフで表すGUIが備わった)リアルタイム・データ・ビュアがあります。ボードの電源はUSBを介して、あるいはコイン電池CR2450で、あるいは外部電源から供給する事ができます。ボードと一緒に提供されるのは電子ペーパー・ディスプレイ、USBケーブル、データをロギングするマイクロSDカードです。
ADXL362用に用意されている他の評価ツールにはGUIベースのリアルタイム評価システム、EVAL-ADXL362Z-MLP、簡単なブレークアウト・ボードがあります。 EVAL-ADXL362Zを参照してください。
推奨システム動作環境
- ボードを使用するためにはCR2450 coin cell battery が必要です。
- ボードに既存のファームウェアをロードするためには、USBケーブルとウィンドウズ・コンピュータとルネサスのフラッシュ・プログラマ * が必要です。
- ボード用にファームウェアを書き込み、コンパイルするために、ルネサスのCubeSuite+ IDE * を使用する事が出来ます。
*Note: ヨーロッパのお客様はこちらからダウンロードしてください。
関連資料
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ADXL362 Datalogger & Development Board User Guide2021/10/04WIKI
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ADXL362 Gerber Files2012/06/01ZIP91 kB
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ADXL362 Evaluation Board Schematic2012/06/01PDF29 kB