製品概要
機能と利点
- ヒート・シンク付き2層Rogers 4350評価用ボード
- エンド・ランチ、2.92mm RFコネクタ
- スルー・キャリブレーション・パス(未実装)
- プラグイン・パルサ制御ボード
製品概要
ADTR1101-EVALZ評価用ボードは、アルミ製ヒート・スプレッダに取り付けられた、厚さ10ミルのRogers 4350B、銅被覆を使用した2層のプリント回路基板(PCB)で構成されています。ヒート・スプレッダは熱を効率的に放散すると共に、PCBを機械的に支持します。このヒート・シンクには取り付け穴があるので、ヒート・シンクやサーマル・プレートを取り付けて温度管理を行うことができます。
TXIN、ANT、RX_OUT、CPLRポートには、2.92mmのメス同軸コネクタが装着されます。すべてのRFパターンは、500で接地されたコプレーナ導波路です。ADTR1101-EVALZには、ADTR1101の動作温度-40°C~+105°Cの範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、送信経路と受信経路の両方にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。ただし、スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、RFコネクタを差し込む必要があります。
ADTR1101のドレイン、グラウンド、ゲート制御ピンには、2つの24ピン・ヘッダを介してアクセスします。
パッケージのグラウンド・ピンと露出パドルは、グラウンド・プレーンに直接接続します。複数のビアを使用して上部と下部のグラウンド・プレーンを接続し、特にグラウンド・パドル直下の領域に焦点を当てて、ヒート・スプレッダへの適切な電気伝導と熱伝導を確保しています。
ADTR1101-EVALZには、2つのヘッダに直接接続できるパルサ・コントローラ・ボード(ADTR1011-DRAIN-PULSER)が付属しています。パルサ・コントローラ・ボードには電界効果トランジスタ(FET)とFETドライバが搭載されており、ADTR1101をドレイン・パルス・モードで動作させるために使用できます。
ADTR1101の詳細は、ADTR1101のデータシートに記載されています。ADTR1101-EVALZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADTR1101のデータシートも参照してください。