製品概要
機能と利点
- 4層、Rogers 4350BおよびIsola 370HR評価用ボード
- エンド・ランチ、2.92mm RFコネクタ
- スルー・キャリブレーション・パス(未実装)
製品概要
ADL8154-EVALZは、厚さ10mil(0.25mm)のRogers 4350BおよびIsola 370HR銅被覆を使用した4層プリント回路基板(PCB)で、公称の厚さは62mil(1.57mm)です。ADL8154-EVALZのRFINポートとRFOUTポートには2.92mmメス同軸コネクタが装着されており、対応するRFINパターンおよびRFOUTパターンは50Ωの特性インピーダンスを持ちます。ADL8154-EVALZには、ADL8154の動作温度(−55°C~+125°C)の全範囲での使用に適した部品が搭載されています。ADL8154-EVALZにはキャリブレーション・パスが含まれています(図6および表3を参照)。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、THRUCAL(J1とJ2)にRFコネクタを装着する必要があります。キャリブレーション・パスには2個のACカップリング・コンデンサ(C11とC12)が含まれており、これらはメイン信号パスのACカップリング・コンデンサを模倣するために必要とされます。
ADL8154-EVALZには、超低ノイズ、超高電源電圧変動除去比(PSRR)のリニア・レギュレータLT3045が組み込まれています。この低ノイズのレギュレータは、ADL8154にバイアスをかけるためのクリーンな電源となります。
ADL8154-EVALZのRFINおよびRFOUTパターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パッド直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグランド・プレーンを複数のビアで接続しています。ADL8154-EVALZの電源デカップリング・コンデンサは、このデバイスの特性評価に使用される構成となっています。
はじめに
必要な装置
- RF信号発生器
- RFスペクトラム・アナライザ
- RF減衰器:20dB、1W(オプション)
- RFカプラ:20dB(オプション)
- RFパワー・メータとパワー・センサー(オプション)
- RFネットワーク・アナライザ
- 5.5V、300mAの電源
関連資料
-
UG-2261: Evaluating the ADL8154 Low Phase Noise Amplifier, 10 MHz to 6 GHz (Rev. 0)2024/11/26PDF823 K
-
EVAL-ADL8154 Gerber Files2024/11/26ZIP386 K


