製品概要

機能と利点

  • 4層、Rogers 4003C評価用ボード
  • エンド起動、1.85mm RFコネクタ
  • スルー・キャリブレーション・パス(実装解除)
  • 製品概要

    ADL8106-EVALZは4層のプリント回路基板(PCB)です。最上層と第1内層間の基板はRogers 4003Cから作られています。内層および底面層はすべてグラウンドです。

    ADL8106-EVALZのRFINポートとRFOUTポートは、1.85mmメス同軸コネクタで装着されており、それぞれのRFパターンは50Ωの特性インピーダンスを示します。ADL8106-EVALZには、ADL8106の動作温度−40°C~+85°Cの全範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。

    ボード・パターン損失のキャリブレーションを実行するため、CAL1コネクタとCAL2コネクタの間にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、CAL1およびCAL2に1.85mmのメス同軸コネクタを差し込む必要があります(部品番号については表2を参照)。電源電圧とバイアス電圧は、表面実装技術(SMT)テスト・ポイントVDD1、VDD2、およびVGGに印加します。

    RFパターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。グラウンド・パッド直下の領域に特に集中させる形で、複数のビアを使用してグラウンド・プレーンに接続しています。ADL8106の詳細については、ADL8106のデータシートを参照してください。ADL8106-EVALZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADL8106のデータシートを参照してください。

    対象となる製品

    パッケージの内容

  • ADL8106-EVALZ評価用ボード

  • はじめに

    必要な装置

  • RF信号発生器
  • RFスペクトラム・アナライザ
  • RFネットワーク・アナライザ
  • 電源電圧:3V、300mA
  • 電源電圧範囲:0V~−2V、±1mA