製品概要

機能と利点

  • 低いオン抵抗(RON):0.5Ω
  • 大きな連続電流:最大847mA
  • 信号範囲全体でフラットなRON:0.003Ω
  • オン抵抗とオン容量間のバランスを改善
  • 低いRON(0.5Ω)とCON(33pF)
  • 1.8Vロジックとの互換性
  • 16ピン、4mm x 4mm LFCSPe
  • ADG1412とピン互換
  • ±15V、+12V、±5V、および+5V/–12Vの電源で仕様規定
  • 非対称な電源で動作
  • アナログ信号範囲:VSS~VDD – 2V

製品概要

EVAL-ADG2412EBZはADG2412の評価用ボードです。ADG2412は4つの独立した単極単投(SPST)スイッチで構成されています。ADG2412のスイッチはロジック1でオンになります。各スイッチをオンにすると、双方向に均一に信号が伝達されます。また、各スイッチの入力信号範囲はVSSからVDD – 2Vまでとなります。スイッチがオープンのとき、電源電圧までの信号レベルがブロックされます。ADG2412にはVLピンがありません。デジタル入力は、全動作電源範囲で1.8Vロジック入力と互換性があります。オン抵抗のプロファイルは、アナログ入力の範囲全体にわたって極めて平坦であり、オーディオ信号の切替え時に優れた直線性と低歪みを維持します。

データシートの図1に、EVAL-ADG2412EBZ評価用ボードが示されています。ADG2412はこの評価用ボードの中央に位置しており、ソースとドレインの各ピンに接続するためにワイヤ・スクリュー端子が用意されています。3つのスクリュー端子がこのデバイスに電力を供給します。4番目の端子は一定のデジタル・ロジック電源電圧を提供します(必要な場合)。あるいは、ボード上のADP7142からデジタル・ロジック電源電圧を供給することもできます。

ADG2412の完全な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるADG2412のデータシートに記載されています。EVAL-ADG2412EBZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADG2412のデータシートを参照してください。

はじめに

必要な装置

  • DC電圧源
  • 両電源動作:±15V ± 10%、±5V ± 10%
  • 単電源動作:+12V ± 10%
  • オプションのデジタル・ロジック電源
  • アナログ信号源
  • デジタル・マルチメータ(DMM)やオシロスコープなどの電圧計測手段