製品概要
機能と利点
- 標準シングル・エンド50Ωインターフェース
- テスト・ループまたはヘッダーに電源電圧を容易に印加
- P1およびP10ヘッダーでSPI信号を利用可能
製品概要
このユーザ・ガイドでは、ADAR4002(フェーズド・アレイ・アプリケーション向けの0.5GHz~19GHzの単一チャンネル双方向実時間遅延ユニットおよび可変減衰デバイス)の評価用ボード・キットであるADAR4002-EVALZについて説明します。ADAR4002は、デジタル・ステップ減衰器(DSA)ブロックと時間遅延ユニット(TDU)ブロックを備えています。TDUには2つのプログラマブルな遅延時間範囲があります。範囲0では508psの遅延時間範囲と4psのステップ・サイズが提供され、範囲1では254psの遅延時間範囲と2psのステップ・サイズが提供されます。ADAR4002データシートのデバイスのブロック図を参照してください。
ADAR4002-EVALZを使用すると、可変ゲイン、可変時間遅延、両方のデジタル・モード(シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)とシフト・レジスタ)など、ADAR4002チップが提供するすべての機能をテストできます。RF信号パターンは50Ωのコプレーナ導波路設計で、デバイスのRF1ポートとRF2ポートに接続され、テスト機器やその他のプリント回路基板(PCB)とのシンプルなインターフェースを提供します。EVAL-SDP-CS1Z(SDP-S)コントローラ・ボードによって、ADAR4002のACEプラグインを使用してSPIポートまたはシフト・レジスタをプログラムできます。
ADAR4002の詳細な説明と完全な仕様はデータシートに記載されています。ADAR4002-EVALZ評価ボードを使用する際は、このユーザー・ガイドと併せて参照してください。
対象となる製品
はじめに
必要な装置とハードウェア
- 20GHzのVNA
- 2チャンネル電源
- EVAL-SDP-CS1Z(SDP-S)コントローラ・ボード
- PC
- デジタル・マルチメータ(DMM)/電圧計


