MAXQユーティリティROMに搭載された関数へのアクセス

要約

MAXQマイクロコントローラはシングルサイクルを特徴ため、アプリケーションソフトウェアはコード空間から直接読み取ることができません。この問題を軽減するために全MAXQユーティリティROMにはプログラム空間に保存されたデータやテーブルにアクセスするルーチンが用意されています。これらのコア関数に加えて、各MAXQバリエーションのROMにはその製品に特有のルーチンがある場合があります。これらの関数の位置はROM内で一定しておらず、ROMのリビジョンによっても異なる可能性があるため、これらのルーチンにアクセスするための標準技術が開発されました。このアーティクルではこれらの関数にアクセスする正しい方法について説明します。