MAX2161
ISDB-T 1および3セグメント低IFチューナ
モバイルTV信号の受信用、優れた感度を提供しながら50dB隣接チャネル保護比を提供
製品の詳細
- UHF (470MHz~770MHz)とVHF (170MHz~222MHz)で独立した入力
- 1および3セグメント動作
- 低ノイズ指数:3.9dB (typ)
- 広いダイナミックレンジ:-98dBm~0dBm
- ハイサイドまたはローサイドLO注入
- VCOおよびタンク回路内蔵
- 低LO位相ノイズ:-85dBc/Hz (10kHz、typ)
- 周波数シンセサイザ内蔵
- 低IF帯域通過フィルタ内蔵
- イメージ除去:48dB (typ)
- 単一電源電圧範囲:+2.7V~+3.3V
- 低電力:124mW (typ)
- 低電流シャットダウンおよびスタンバイモード
- 2線式I²C対応(MAX2161)、または3線式SPI/QSPI/MICROWIRE対応(MAX2162)シリアル制御インタフェース
- 3.275mm x 3.45mm x 0.55mmの小型ウェハレベルパッケージ(WLP)
低IFチューナICのMAX2161/MAX2162は、1および3セグメントISDB-Tアプリケーション用に設計されています。これらのデバイスは、広帯域ダウンコンバータによってVHFおよびUHF帯信号を低IFに直接変換します。動作周波数範囲は、170MHz~222MHz VHF帯(ISDB-TSB)および470MHz~770MHz UHF帯にわたっています。
MAX2161/MAX2162は、LNA、RF可変利得アンプ、ダウン変換ミキサ、パワー検出器、IF可変利得アンプ、および低IF帯域通過フィルタを内蔵しています。これらの製品は、ハイサイドまたはローサイド局部発振器(LO)の注入で動作することができます。MAX2161/MAX2162の可変利得アンプは、106dBを超える総利得制御範囲を備えています。
また、MAX2161/MAX2162は、完全周波数シンセサイザのほかに、完全モノリシックVCOおよびタンク回路も搭載しています。これらのデバイスは、32MHz~40MHzの水晶/TCXOで動作します。さらに、固定1/2分周器がXTAL/TCXO発振器に内蔵されているため、各種チャネルデコーダに簡単かつ低コストでインタフェースすることができます。
MAX2161は2線式I²C対応シリアルインタフェースを備え、またMAX2162は3線式SPI™/QSPI™/MICROWIRE™対応シリアルインタフェースを備えています。両デバイスとも、低電力スタンバイモードを備えています。このモードでは、シリアルインタフェースとレジスタ回路はアクティブ状態のままにして、信号経路全体はシャットダウンされます。また、両デバイスとも、シリアルインタフェースまたは外部ロジック端子を通じて完全にシャットダウンすることができます。
MAX2161/MAX2162は-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証され、3.275mm x 3.45mm x 0.55mmの鉛フリー、ウェハレベルパッケージ(WLP)、または6mm x 6mm x 0.8mmのエクスポーズドパッド(EP)付き40ピンTQFN、鉛フリープラスチックパッケージで提供されます。
アプリケーション
- 車載用ナビゲーション
- 車載ラジオ
- 携帯電話モバイルTV
- 携帯情報端末(PDA)
- ポータブルオーディオ機器
- ポータブルTV機器
ドキュメント
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