MAX1196
デュアル、8ビット、40Msps、3V、低電力ADC、内部リファレンスおよび多重パラレル出力付
製品の詳細
- 2.7V~3.6V単一動作
- 優れたダイナミック性能
- 48.4dB/44.7dB SINAD (fIN = 20MHz/200MHz)
- 68.9dBc/53dBc SFDR (fIN = 20MHz/200MHz)
- -72dBチャネル間クロストーク(fIN = 20MHz)
- 低電力
- 87mW (通常動作)
- 9mW (スリープモード)
- 0.3µW (シャットダウンモード)
- 利得0.05dBおよび位相±0.05°のチャネル間マッチング
- 広差動アナログ入力電圧範囲:±1VP-P
- 400MHz、-3dB入力帯域幅
- 2.048V高精度バンドギャップリファレンス内蔵
- ユーザ選択可能出力フォーマット:2の補数またはオフセットバイナリ
- ピンコンパチブル8ビット/10ビットアップグレード製品あり
MAX1196は3V、デュアル8ビット、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)で、完全差動広帯域トラック/ホールド(T/H)入力機能を備え、2個のADCをドライブします。MAX1196は、画像、計測、およびディジタル通信アプリケーションにおいて低電力、小型サイズ、および高ダイナミック性能を発揮するように最適化されています。このADCは2.7V~3.6Vの単一電源で動作し、消費電力はわずか87mWで、入力周波数20MHzとサンプリングレート40Mspsにおいて信号対ノイズおよび歪み比(SINAD) 48.4dB (typ)を実現しています。T/H入力段では、400MHz (-3dB)の入力アンプを内蔵しています。また、このコンバータは、シングルエンド入力でも動作します。低電力動作に加えて、MAX1196は3mAスリープモードと0.1µAパワーダウンモード機能を備え、アイドル期間内に節電することができます。
内部2.048V高精度バンドギャップリファレンスにより、ADCのフルスケール範囲が設定されます。リファレンス構成がフレキシブルなので、この内部リファレンスか、高精度または異なる入力電圧範囲を必要とするアプリケーションには、必要に応じて、外部印加リファレンスを使用できます。
MAX1196では、パラレル、CMOS対応トライステート出力を備えています。ディジタル出力フォーマットは、1個の制御ピンにより、2の補数かストレートオフセットバイナリに設定できます。このデバイスは、各種ロジックファミリとのフレキシブルなインタフェースを可能にするために、1.7V~3.6Vの別個の出力用電源を備えています。MAX1196は7mm x 7mmの48ピンTQFPパッケージで提供され、工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)が保証されています。
ピンコンパチブル、8ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください。
ピンコンパチブルの10ビットアップグレードバージョンに関しては、MAX1186データシートを参照してください。MAX1196のNCピンをグランドに内部プルダウンすると、このADCはMAX1186のドロップイン置換デバイスになります。
アプリケーション
- ベースバンドI/Qサンプリング
- バッテリ駆動計測器
- マルチチャネルIFサンプリング
- セットトップボックス
- 超音波および医療用画像化
- VSAT端末
- WLAN、WWAN、WLL、MMDSモデム
ドキュメント
データシート 2
技術記事 7
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
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