MAX11871
TINIタッチスクリーンコントローラSoC、相互投影型静電容量式タッチ
超狭帯域AFEを内蔵することで、外付け部品なしで、ACチャージャやLCDノイズに対する画期的な耐性を提供
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製品の詳細
- 非常に高い信号対雑音比(SNR):1000:1
- ノイズのあるところでの高信頼性タッチを提供し、最適な動作周波数を選択可能
- LCD、AC-DCチャージャ、およびCCFLなどのノイズ源に対する優れた耐性
- 高速レポートレートを提供
- フレームレート:120Hz (max)
- 包括的なタッチスクリーンサポート
- 対角線長最大4.5インチ、5mmピッチ
- ハプティックアクチュエータコントローラへのTacTouchトリガ
- ハプティック圧電コントローラMAX11835
- アップグレード可能なファームウェアおよびパラメータストレージ
- スレーブモードI2C 400kHz
- マルチ電源
- アナログ電源:2.7V~3.6V (AVDD)
- デジタル電源:1.7V~1.9V (DVDD)
- デジタルI/O電源:DVDD~3.6V (DVDDIO)
- 低消費電力
- スリープモード(シャットダウン)—10µW (typ)
- アクティブモード—10mW (typ)
- ±4kV HBM ESD保護
TINI®製品は、民生アプリケーション向けに前例のない集積化を提供します。そのポートフォリオには、複数の機能を集積化して基板スペースを節約する、完全システムオンチップ(SoC)ソリューションとコーデックが含まれます。
TINIファミリの主要製品であるMAX11871は、スマートフォン、電子書籍リーダー、および小型タブレットPCなどのスペースに制限のあるアプリケーション向け全機能内蔵タッチスクリーンコントローラSoCです。このデバイスは、静電容量式タッチ検出向けの業界最高SNRアナログフロントエンド(AFE)、フルバックエンド処理用MAXQ® CPU、およびカスタムDSPコプロセッサを提供します。
超狭帯域AFEを集積化しているため、外付け部品なしで、ACチャージャやLCDノイズに対する画期的な耐性を実現します。このSoCは業界最高のSNRを提供し、チップオンフレックスやチップオンボード設計を可能にします。MAX11871によって、エアギャップとシールド層が不要であるため、ノイズの多いチャージャ、パッシブスタイラスタッチ、および手袋によるタッチに対応する、より薄型製品の設計が可能です。
MAX11871は、投影型静電容量式タッチスクリーンとインタフェースし、マルチタッチを検出し、測定された静電容量値のイメージを生成するように設計されています。このデバイスは最大20の駆動および12の検出チャネルに対応し、最高120fps (フレーム/秒)で合計240のノードが可能です。XY座標データだけでなく、各タッチポイントでZ 「圧力」測定値も提供可能です。
このデバイスは、スタンドアロンまたは、マキシムのハプティックコントローラTacTouch™ファミリと連携して動作します。MAX11871は、TacTouch触覚フィードバックコントローラと組み合わされた場合、ほぼゼロの遅れでタッチとハプティックソリューションを提供します。
MAX11871は、3つの個別の電源入力を使用します:VAVDD = 2.7V~3.6V、VDVDD = 1.7V~1.9V、 VDVDDIO = VDVDD~ 3.6V。このデバイスは、エクスポーズドパッド付きの48ピンUTQFN (6mm x 6mm x 0.5mm)および49ピンWLP (3.7mm x 3.7mm x 0.64mm)パッケージで入手可能です。すべてのデバイスは拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
アプリケーション
- ポータブル機器
- POS端末
- スマートフォン、PNDデバイス、メディアプレーヤ
- タブレット/PC
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