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よく聞かれる質問(FAQ)
特長
- 高い長期安定性
- 長期ドリフト:0.5ppm/年(代表値)(最初の3000時間経過後)
- 低ツェナー・リファレンス・ノイズ:0.14ppm p-p(0.9μV p-p)
- 低温度係数:< 0.2ppm/°C
- ヒータおよび温度センサー内蔵
- −40°C~+125°Cの動作温度で仕様規定
- LTZ1000へのピン互換アップグレード
ADR1000は、アナログ・デバイセズ独自のバイポーラ・プロセスを用いて設計された、出力安定性の高いオーブン制御の6.62V埋め込みツェナー・リファレンスで、LTZ1000とピン互換性があります。チップには埋め込みツェナー・リファレンスの他、温度安定化用のヒータ抵抗と温度センシング・トランジスタが内蔵されています。外部回路を使用して動作電流とリファレンスの温度を設定できるため最大限の柔軟性が得られ、ノイズを最小限に抑えながら非常に高い長期安定性を達成できます。
ADR1000のアプリケーション回路は、データシートの図9に示される推奨外部回路と推奨レイアウトを適切に実装することで、0.2ppm/°C未満の温度係数と、最初の3000時間経過後に0.5ppm/年(代表値)という長期ドリフトを達成できます。
ADR1000の低い長期ドリフトは、長いキャリブレーション間隔または製品寿命にわたって精度を維持する必要があるアプリケーションに特に適しています。ADR1000の内蔵ヒータは想定される周囲温度範囲よりも高い一定の温度を維持するため、この低い温度ドリフトによって、温度変化によらず一定の出力が確保されます。
ADR1000は−40°C~+125°Cの拡張工業用温度範囲で動作が仕様規定されています。最高の温度ドリフト性能を得るには、ヒータの温度を最大周囲温度よりも10°C高く設定することで、埋め込みツェナー・リファレンスの安定性を最大化する必要があります。
ADR1000は業界標準の8ピンTO-99メタル・キャン・パッケージを採用しています。このパッケージは湿度の影響を受けないようハーメチック・シールで密閉されています。
アプリケーション
- 高精度計測器
- マルチメータ
- 重量計
- 電子天秤
- ATE(自動試験装置)
- 測定機器
- スタンダード・セル
- キャリブレータ
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ADR1000
資料
Filters
1つが該当
データシート
2
ユーザ・ガイド
1
WIKI
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本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。
なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.G)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。
ドキュメント
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
ADR1000AHZ | 8-Pin TO-99 |
|
- ADR1000AHZ
- ピン/パッケージ図
- 8-Pin TO-99
- 資料
- HTML Material Declaration
- HTML Reliablity Data
- CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
- Ultra Librarian
- SamacSys
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製品モデル
製品ライフサイクル
PCN
12 12, 2023
- 23_0197
Die Attach Adheshive Paste Raw Material Change
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製品ライフサイクル
PCN
12 12, 2023
- 23_0197
Die Attach Adheshive Paste Raw Material Change
ソフトウェアおよび製品のエコシステム
評価用キット 1
EVAL-ADR1000
8ピンTO-99のADR1000超安定加熱埋め込みツェナー電圧リファレンスの評価ボード
製品の詳細
ADR1000H-EBZを使用すると、8ピンTO-99パッケージに収められた超安定6.6Vシャント電圧リファレンスであるADR1000AHZを評価できます。
DUTは、PCBの扇形の切り欠きの中心にあり、PCBからDUTへの機械的結合を弱めるように設計されています(温度と湿度には効果的ですが、たわみには効果がありません)。PCBには、ヒーター・トランジスタから制御回路への熱の結合、およびDUTと抵抗の間の熱の結合を防ぐための熱「バッフル」(スロット)もあります。ヒーター温度は、旧LTZ1000と同様に、標準の13k:1k分圧器によって設定されます。ただし、ADR1000は、分圧器に印加されるADR1000の電圧がわずかに低いため、LTZ1000(70C)よりも約5度高い温度(75C)で動作します。
ツールおよびシミュレーション 1
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。
LTspiceデモ用回路集の実行方法
ステップ1: LTSpiceをダウンロードし、インストールしてください。
ステップ2: 下のセクションのリンクをクリックし、デモ用回路をダウンロードしてください。
ステップ3: 下のリンクをクリックしてもLTSpice が自動的に開かない場合は、リンクを右クリックし、“Save Target As”(対象をファイルに保存)を選択する方法でもシミュレーションを実行できます。ファイルを保存したら、LTSpiceを起動し、"File"メニューから"Open"を選択してデモ用回路を開いてください。