AD5203

製造中

デジタル・ポテンショメータ、64ポジション、4チャンネル

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 64ポジション
  • 4個の10kΩ、100kΩポテンションメータの置換
  • パワーシャットダウン:5μA以下
  • 3線SPI互換シリアル・データ入力
  • 10MHzアップデート・データ・ローディング・レート
  • +2.7~+5.5V単電源動作
  • 中間値へのプリセット

AD5203は64ポジション、デジタル制御の4個の可変抵抗(VR)を内蔵しており、ポテンショメータ、トリマー、または可変抵抗器と同じ電子的調整機能を実行します。内蔵する各VRでは、A端子とワイパー間、またはB端子とワイパー間の抵抗値を完全にプログラミング設定できます。A端子とB端子間の10kΩまたは100kΩの固定抵抗値には±1%のチャンネル間マッチング公差が適用され、公称温度係数は700ppm/℃です。

ワイパー・ポジションのプログラミングは、RSピンを使用することで、システム・パワーオン時にミッドスケールにデフォルト設定されます。電源が投入された後、標準のSPI、Microwire互換のシリアル・データ・インターフェースによってワイパー・ポジションをプログラミング設定します。さらに、複数個のパッケージをデイジーチェーン接続できるシリアル・データ出力ピンがあるため、システムのマイクロコントローラに必要なパッケージ・デコード用ピンの本数を可能な限り少なくすることもできます。

主要なアプリケーションとして、機械式ポテンショメータの置換品、フィルタ、遅延、時定数のプログラミング設定、ボリューム・コントロールとパンニング、ライン・インピーダンスのマッチング、+2.7~+5.5V電源動作による電源電圧調整があります。

24ピンのナロー・プラスチックDIP、24ピンの表面実装パッケージ、小型サイズで高さが1.1mmの薄型24ピンTSSOPの各種パッケージがあります。すべて、-40~+85℃の拡張工業用温度範囲(1)で動作するように性能が保証されています。

ピン互換性を備え、さらに高い分解能が必要なアプリケーションについては、256ポジションの製品であるAD8403を参照してください。

AD5203
デジタル・ポテンショメータ、64ポジション、4チャンネル
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