新しいICテクノロジーが大型リチウムイオン・バッテリ・パックの性能を向上

リチウムイオン・セルで構成される16kW-hrのバッテリ・パックは、電気自動車への電力の供給やグリッド・エネルギーの蓄積を行います。バッテリ・パックの動作時間の延長と安全性の確保のため、LTC6804などの測定用ICが使用されます。測定用ICの精度により、システム・コストが影響を受ける可能性があります。LTC6804は、1.2mV未満の全誤差でセル電圧を測定することができます。複数のLTC6804を組み合わせることにより、ノイズの多い条件で数百個のセルを短時間に高い精度で測定できます。測定が高精度であるということは、エネルギー蓄積要件を満たすのに必要なバッテリ・セルの数を減らすことができることを意味します。市場に出回るいくつかのICで、バッテリ・セルを測定できます。LTC6804は独自のツェナー電圧リファレンスによって優れた性能を実現します。LTC6804は、過酷な熱ストレスおよび湿度に曝された後や長年使用した後でも精度を維持します。新しい “isoSPI” 2線絶縁型データ・インタフェースにより、電磁干渉に対する耐性を上げながら、バッテリ・パックの部品点数をさらに減らします。高精度のデータ収集、堅牢な性能、シンプルな回路構成を特長とするLTC6804は、バッテリ・セル・モニタ向けに新たな基準を確立します。