テレマティクス、eCall、およびネットワーキング

車載テレマティクス制御ユニット(TCU)は、ネットワーキングおよび車載オーディオ・バス(A2B®)などの先進的なコネクテッド車両内サービスをeCall(車両緊急通報システム)用に使用できるようにすると共に、車両が新しい安全規則およびセキュリティ規則を満たすことを可能にします。オートモーティブ用電子システムには、主電源が不通となっても、車が駐車中(エンジンが停止中)であっても、連続的な電力供給を必要とするアプリケーションが多数あります。例えば、リモート・キーレス・エントリ、セキュリティ、更にはパーソナル・インフォテインメント・システムなどです。

ナビゲーション、GPS位置測定、eCall機能などのシステムは、緊急時の備えやセキュリティ対策のために、車が動いていない場合でもオン状態を維持する必要があります。こうした車載TCU機能により、必要に応じて外部のオペレータが制御をアクティブ化できるようになっています。アナログ・デバイセズのオートモーティブICソリューションは、高性能TCUモジュールの設計を支援し、バックアップ・バッテリ充電、DC/DC電源、診断、およびフォルト・トレランス強化のための入出力絶縁などを実現します。

A²Bがテレマティクス、eCall、ネットワーキングなどを実現

アナログ・デバイセズのA2B技術は、テレマティクス、オーバーヘッド・コンソール、eCall(車両緊急通報システム)など広範なアプリケーションのためのコスト効率が高く低遅延のソリューションとして、OEMに次第に採用されるようになっています。A2Bのバス電力機能は、専用の電源/グラウンド線の必要性をなくし、システム全体の展開コストを削減します。また、A²Bは容易に再構成できるため、衝突時、または車のヘッド・ユニットが電源を失うような事態が発生した場合に、eCall用ECUがA2Bの主要ノードとなることができます。