signals header

Signals+ ニュースレター登録

Signals+はコネクティビティ、デジタルヘルス、モビリティ、スマートインダストリーに関する最新情報をお届けします。

プライバシー設定は、Analog DevicesからのニュースレターまたはmyAnalogの設定ページから、いつでも変更いただけます。

ありがとうございます。ご登録のメールアドレスにお送りしたメールを確認し、ニュースレター登録を完了させてください。

世界中の人々の生活に影響を与える、画期的なテクノロジーに関する最新情報をタイムリーにお届けします。

閉じる

星の数ほどのデータ - 「モバイル・ワールド・コングレス」から

データの爆発的な増加が差し迫っているというのは、以前からトレンド・ラインによって示唆されていたことです。実際、データが既に指数関数的に増加していることを実感している方は少なくないでしょう。2012年に、全世界のデータの累積量が初めてゼタバイトのレベルに達しました1。世界で1年間に生成されるデータの量は、2030年までにヨタバイトのレベルを超えるとの予測もあります2。このデータ量は、宇宙にある星の数に匹敵します。

データ量の増加は減速の兆しを見せていません。通信業界としては、このような天文学的な量のデータをどのようにして効率的に管理すればよいのでしょうか。実は、情報通信技術の業界が排出するCO2の量は、世界全体の3%~4%を占めています。この量は航空産業の排出量の2倍に相当します3。しかも、データ量がヨタバイトのレベルに向かって増加するにつれて、この割合は更に増加する可能性が高いと考えられます。

ネットワーク技術を改善することと、業界のエコシステムを発展させることは、スタート地点としては有望です。しかし、イノベーションに関する取り組みは、データ量の増大に応じてスケール・アップする必要があります。以下で紹介するビデオでは、アナログ・デバイセズのAndy McLeanが現在の通信業界が直面している最大の課題について掘り下げながら、通信容量の増大と省エネの加速を支援するためのアナログ・デバイセズの取り組みを紹介します。

参加者

  • Andy McLean、アナログ・デバイセズ 通信/クラウド担当 バイス・プレジデント
  • Kavit Majithia氏、Mobile World Live マネージング・ニュース・エディタ

データ量が2030年までにヨタバイトのレベルに達するとも予測される中、現在の通信業界が抱える最大の課題を解決するためには、イノベータ間の連携が不可欠です。このビデオをご覧いただけば、イノベータがどのような形で連携できるのかを知ることができます。

参考資料

1 「The Coming Yottabyte Era(ヨタバイト時代の到来)」Biwin Technology、 2023年1月2日更新
2 「Investors need to prepare for the ‘Yotta Age’ of data(投資家は、データの“ヨタ時代”に備えるべき)」Financial Times、2021年
3 「Telco Sector Can Be Game-Changer on Sustainability, Shrinking Its Own, Other Industries’ Carbon Footprints(通信業界がサステナビリティ領域のゲーム・チェンジャに、あらゆる分野のカーボン・フットプリントの削減に貢献可能)」Boston Consulting Group、2021年6月24日