LT4321/LT4275 TechClip LTPoE++ Hardware
Ethernetの世界では、Power over Ethernetがますます多用される傾向にあります。現在のIEEE標準で可能なPD入力電力は、最大25.5Wです。LTPoE++は、38.7W、52.7W、70W、90Wの電力レベルでより大きな電力需要に応えるリニアテクノロジーのソリューションです。
LT4321/LT4275 TechClip Cooler Temperature PD
Power over Ethernet受電装置(PD)によって生成される熱は設計上の課題であり、特に密閉型の耐候性ボックスや小型エンクロージャなどで問題となります。LT4321とLT4275は、熱設計を容易にするとともに、無駄な熱を減らして効率を向上させることによって、装置の温度を低く保つ役目を果たします。
LT4321/LT4275 TechClip Increased Availalbe PD Power
Power over Ethernet受電装置(PD)に入力できる電力は限られているので、効率は、PDの使用可能電力を最大限に高める上で極めて重要です。LT4321理想ダイオード・ブリッジは、PDの従来型入力ダイオード・ブリッジを低Rds(on)のMOSFETに置き換えたものです。LT4275 PDコントローラは、集積化された高Rds(on)MOSFETではなく、高品質の低Rds(on)ホットスワップMOSFETをドライブします。これら2つの部品を組み合わせて効率を向上させ、使用可能なPD電力を増加させると同時に無駄な熱を減らします。