FIRSTロボット・コンテスト用ADIS16448 IMU MXPボード

FIRSTロボット・コンテスト用ADIS16448 IMU MXPボード

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Colm Prendergast

Colm Prendergast

アナログ・デバイセズは、10自由度のIMU「ADIS16448」をFIRSTロボット・コンテストに提供できることを非常に喜ばしく思っています。 

 

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IMUをFIRST Roboticsへ

この高性能センサーは、ロボット・ナビゲーションなど、ロボット工学における高度なタスクを実行する際、ロボットが極めて高精度の方位センシングを行えるように設計されています。ADIS16448はフル機能の慣性システムで、3軸ジャイロ・センサー、3軸加速度センサー、3軸磁気センサー、および圧力センサーが小型で堅牢なパッケージに内蔵され、キャリブレーションが行われています。また、アナログ・デバイセズはFIRSTロボコン用にMXPブレークアウト・ボードも設計しているため、このセンサーをご自身のチームのロボットに容易に組み込むことができます。

 

どのようなものですか?

ADIS16448 FRC IMU(慣性計測ユニット)とMXPブレークアウト・ボードは、小型で高精度の10自由度慣性センサーで、3軸ジャイロ・センサー、3軸加速度センサー、3軸磁気センサー、および圧力計が内蔵されています。  これらすべてが1つの小型モジュールに収められています。

 

どのような機能がありますか?

このモジュールはすべての軸の加速度と回転をセンシングし、地球の南北の磁極に対する相対位置を検出します。  このデータを用いると、自律性能が一層向上し、遠隔操縦でのさまざまなメリットが得られます。この基板は、UAV、手術支援ロボット、衝撃モニタに使用されているものと同じです。

 

使用方法は?

モジュールの使用は、MXPポートに挿入するだけで簡単に開始できます。アナログ・デバイセズの技術者とFIRSTの委員会はドライバをGitHubに提供しており、これを使用すれば、ロボットはすぐにセンサー・データにアクセスできます。このオープン・ソース・プロジェクトの更新情報をこまめにチェックするようにしてください。オンライン(http://www.analog.com/first)でインストール・ビデオ、アプリケーション・ビデオ、サンプル・コードにアクセスできます。

 

詳細情報:

 

製品仕様

 Kickoff Kitにありますか?  いいえ、FIRST Choiceのみです
 電源電圧  3.3V
 インターフェース・ポート  RoboRIO MXP
 自由度  10
 センサー出力  X、Y、Z、ジャイロ、加速度、磁気、圧力
 最大回転速度  1000度/秒
 最大加速度  +/- 18g
 最大磁界  1.9ガウス
 最大圧力  1200ミリバール
 通信プロトコル  16ビットSPI
 サポート言語  LabVIEW、C++、Java

詳しい情報とコード例については、構築の時期が進むにつれて追加される予定です。