製品概要
機能と利点
- 2つのEVキットで3つの出力オプションに対応:GNDB、ミラークランプ、または可変UVLO
- 2つの入力構成:イネーブルを備えたシングルエンド、または差動
- 2つの同一のチャネルによって伝播遅延マッチングの測定が可能
- 2つの較正チャネルによって高精度の伝播遅延の測定が可能
- SMAコネクタおよび端子ブロックによって外部機器への接続が容易
- 広い電源電圧範囲:3V~5.5V (A側)および13V~36V (B側)
- 保証絶縁耐圧:最大3kVRMS (60秒)
- 温度範囲:-40℃~+125℃
- 実証済みPCBレイアウト
製品概要
MAX22700~MAX22702の評価キット(EVキット)は、300kV/µs (typ)の超高コモンモード過渡耐性(CMTI)を備えたシングルチャネル絶縁型ゲートドライバのMAX22700~MAX22702ファミリを評価するための実証済みデザインを提供します。-40℃~+125℃の動作温度範囲にわたって2ns (max)という非常に厳密なデバイス間伝播遅延マッチングを実証するために、2つの同一のチャネル(デバイス)をEVキット上に備えています。
ゲートドライバコモン端子GNDB (MAX22700)、ミラークランプ端子(MAX22701)、および可変低電圧ロックアウト端子(MAX22702)という異なるB側のオプションを備えたバリエーションに対応するために、2種類の評価キット(MAX22701EVKIT#およびMAX22702EVKIT#)が提供されます。さらに、いずれのEVキットも差動入力(Dバージョン)、またはイネーブル端子を備えたシングルエンド入力(Eバージョン)という、異なるA側のオプションを備えたバリエーションに対応します。両方の評価ボードに、ナローボディ8ピンSOICパッケージタイプが実装されています。EVキットのオプションについては、フルデータシートの表1を参照してください。
MAX22701EVKIT#は完全実装および試験済みで、MAX22701EASA+が実装されています(フルデータシートの図1を参照)。このボードはMAX22701DASA+にも対応しますが、ユーザーがU1およびU2を交換する必要があります。
MAX22702EVKIT#は完全実装および試験済みで、MAX22702EASA+が実装されています(フルデータシートの図2を参照)。ユーザーがU1、U2、およびB側の必要な外付け部品を交換した場合、このボードはMAX22700DASA+、MAX22700EASA+、およびMAX22702DASA+にも対応します。詳細については、フルデータシートの表3および「Evaluate MAX22700 on MAX22702EVKIT# (MAX22702EVKIT#上でMAX22700を評価)」の項を参照してください。
これらのEVキットは、異なる電源領域によって必要とされる複数の個別の絶縁型電源から給電してください。MAX22700~MAX22702ファミリのA側の公称電源電圧範囲は、3V~5.5Vです。B側の公称電源電圧範囲は、対象デバイスに応じて13V~36Vまたは6V~36Vです。2つの側および2つのデバイスの間を絶縁せずにデバイスの電気的パラメータを評価する場合は、異なる電源領域間で共通のグランドを共有することができます。
注:EVキットの注文時、目的のデバイスがMAX22701EASA+またはMAX22702EASA+ではない場合は、PCBにはんだ付け可能な目的のMAX22700~MAX22702 ICのサンプルをご要望ください。
関連資料
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MAX22702EVKIT ODB Files - Design Files2022/10/10ZIP1M