EVAL-LT83201-AZ

製品概要

EVAL-LT83201-AZデモ・ボードは、超低ノイズ、高効率、高電力密度の18V、1A同期整流式Silent Switcher^®（サイレント・スイッチャ）3降圧レギュレータです。EVAL-LT83201-AZの入力電圧範囲は3.9V～18Vです。デフォルトのデモ・ボード設定は、12V入力、最大DC出力電流1Aで3.3Vです。LT83201は、超低ノイズ、超低放射、高効率、高速のコンパクトな同期整流式モノリシック降圧スイッチング・レギュレータです。LT83201は、独自の設計によって超低ノイズ・リファレンスと第3世代のSilent Switcherアーキテクチャを組み合わせて、高効率性と優れた広帯域ノイズ性能を両立します。最小オン時間が15nsと短いため、高いV_INから低いV_OUTへの変換を高いスイッチング周波数で実行できます。

LT83201のスイッチング周波数は、発振器抵抗または外部クロックにより、300kHz～6MHzの範囲でプログラムします。EVAL-LT83201-AZデモ・ボードのデフォルト周波数は2MHzです。デフォルトでは、このデモ・ボードのSYNCピンは、軽負荷時の効率向上のため、不連続導通モード（DCM）用にグラウンドに接続されています。外部クロックと同期するには、JP1をSYNCに動かし、外部クロックをSYNC端子に入力します。JP1シャントを動かして、強制連続モード（FCM）を選択します。ユーザ・ガイドの図1は、FCM動作での5V入力および12V入力の場合の回路の効率を示しています（VIN端子からの入力）。図2は、全入力電圧範囲で0.5Aおよび1Aの負荷状態におけるEVAL-LT83201-AZデモ・ボードでのLT83201の温度上昇を示しています。ケースの温度上昇値は、特定の基準ポイントで測定した値です（ICケースのピーク温度と、ユーザ・ガイドの図7の熱画像に示されている赤い「X」でマークされたボード上のポイント）。

詳しくはユーザ・ガイドを参照してください。