製品概要
機能と利点
- ADM2865Eの評価を簡略化
- 25Mbps、絶縁型半二重RS-485トランシーバー
- EN 55032/CISPR 32クラスB EMI放射に準拠した2層PCB
- 沿面距離およびクリアランス8.3mmの、28ピンSOIC_W_FPパッケージ(10.15mm × 10.05mm)用フットプリント
- 5Vまたは3.3V構成での評価を簡略化する、ジャンパ・オプション付きADP7104 LDOレギュレータを内蔵
- 最低1.7VまでのI/Oノード接続に対応する、フレキシブルな低電圧VIO電源
- 絶縁型電源オプションを3.3Vまたは5Vより選択可能
- RS-485 A/BピンでのESD保護
- IEC 61000-4-2接触放電:≥±12kV
- IEC 61000-4-2気中放電:≥±15kV
- 高速25Mbps TxD入力信号用SMAコネクタ
- TxD信号を提供するLTC6900オシレータをオプションで内蔵
- スクリュー端子ブロックにより、電源、デジタル信号、RS-485信号に接続可能
- デジタル入力信号の有効化/無効化をジャンパで選択可能
- ループバック・テストおよび終端用の抵抗とフットプリント
- すべての信号に測定用のテスト・ポイント
製品概要
EVAL-ADM2865EEBZを使用することで、実効値5.7kVのADM2865E信号/電源絶縁型半二重RS-485トランシーバーを個別に、簡単かつ効率的に評価することができます。ADM2865Eトランシーバーは、フットプリントが小さい10.15mm × 10.05mm、28ピン、スモール・アウトライン、ワイド・ボディ、精細ピッチ(SOIC_W_FP)パッケージで提供されます。
ADM2865Eには、絶縁型DC/DCコンバータが内蔵されているため、追加のICを必要とせずにデバイスの絶縁側に電力を供給することができます。
内蔵のADP7104低ドロップアウト(LDO)レギュレータは、3.3V~20Vの入力電圧を受け取り、ADM2865EのVCCピン向けに選択可能な3.3Vまたは5V電源への電圧を調整します。LDOレギュレータはバイパスされ、ADM2865EのVCCピンに直接電力を供給できます。
評価用ボードのスクリュー端子コネクタにより、ADM2865Eの柔軟なVIOロジック電源ピンに接続できます。この接続により、ADM2865Eは1.7V〜5.5Vのデジタル入出力(I/O)電圧で動作し、1.8Vまたは2.5V電源を使用するノードと通信できます。また、VIOピンにはADP7104安定化電源からも電力を供給できます。
デジタル信号およびRS-485バス信号には、各評価用ボードのスクリュー端子コネクタを介して簡単にアクセスできます。各デジタル入力は、内蔵のジャンパ・オプションを介して構成できます。
送信データ入力(T×D)信号をADM2865Eに提供する方法は、他にもあります。評価用ボードはそれぞれLTC6900発振器を内蔵しており、1kHz〜12.5MHzの範囲内のT×Dデジタル入力にクロック信号を提供するよう、オプションで構成できます。信号の完全性を最適化するには、内蔵のサブミニチュア・バージョンA(SMA)コネクタを使用して、外部データ信号を最高25Mbpsの高データ・レートで接続します。
EVAL-ADM2865EEBZには、ADM2865E実効値5.7kV絶縁型RS-485トランシーバーが搭載されています。EVAL-ADM2865EEBZは、U3に搭載された絶縁型RS-485デバイスが異なる他は、EVAL-ADM2565EEBZとまったく同じです。
ADM2865Eの詳細については、ADM2865Eのデータシートを参照してください。EVAL-ADM2865EEBZを使用する際は、データシートと併せてこのユーザ・ガイドを参照してください。
はじめに
- オシロスコープ
- 信号発生器
- 3V~5.5V電源
- 1.62V~5.5V電源