製品概要

機能と利点

  • ADM2495E/ADM2495E-1(250kbps、半二重、絶縁型RS-485トランシーバ)の性能評価を簡素化
  • EN 55032クラスB EMI放射に準拠した2層PCB
  • 10mm × 10mm、16ピンSOIC_Wパッケージのフットプリントで、8.0mmを上回る沿面距離と空間距離を確保
  • ジャンプ・オプション付きのADP7104 LDOレギュレータを内蔵しており、多電源構成での評価が容易
  • 柔軟な低電圧VDD1電源レールにより、最低1.7VのI/Oノードとのインターフェースが可能
  • AピンおよびBピンでのIEC 61000-4-2 ESD保護
    • 接触放電:±4kV
  • TxD入力信号用SMAコネクタ
  • TxD信号を提供するLTC6900オシレータを内蔵(オプション)
  • スクリュー端子ブロックにより、電源、デジタル信号、RS-485信号を接続可能
  • デジタル入力信号のイネーブル/ディスエーブルをジャンパで選択可能
  • 終端用の抵抗とフットプリント
  • すべての信号に測定用のテスト・ポイント

製品概要

EVAL-ADM2495EEBZでは、ADM2495E(5.7kVRMS、250kbps、半二重、信号絶縁型RS-485トランシーバ)の性能を簡単かつ効率的に評価できます。EVAL-ADM2495EEBZの低速部品を高速部品に置き換えることで、より高速な20Mbps ADM2495E-1の評価にも使用できます。

EVAL-ADM2495EEBZには、個々のシステムでADM2495E/ADM2495E-1デバイスを評価するためのオプションが用意されています。デジタル信号およびRS-485バス信号には、EVAL-ADM2495EEBZのスクリュー端子ブロックを介して簡単にアクセスできます。各デジタル入力は、内蔵のジャンパ・オプションを介して構成できます。

2つの内蔵ADP7104低ドロップアウト(LDO)レギュレータは、最大20Vの入力電圧を受け取り、ジャンパ・オプションを介して構成されるVDD1ピンとVDD2ピンに、幅広く選択可能な電源電圧を出力します。これらのLDOレギュレータをバイパスして、外部電源から直接、ADM2495E/ADM2495E-1のVDD1電源ピンとVDD2電源ピンに電力を供給できます。

VDD1ピンを使用した柔軟な1次側ロジック電源により、デバイスは1.7V〜5.5Vのデジタル入出力(I/O)電圧で動作し、1.8Vまたは2.5V電源を使用する最新プロセッサと通信できます。

いくつかの方法を使用して、送信データ入力(TxD)信号をデバイスに提供することができます。EVAL-ADM2495EEBZにはオプションのLTC6900オシレータが含まれており、10kHz〜20MHzの範囲内のTxDデジタル入力としてクロック信号を提供するように構成できます。ジャンパ設定により、お客様が取り付けた0603抵抗の値に基づいて、10kHz、100kHz、1MHz、10MHz、またはTBDの周波数を選択できます。125kHzを超える周波数は、高速なADM2495E-1部品を取り付けた場合を対象としていることに注意してください。端子ブロックにより、マイクロコントローラやプロセッサに簡単に配線できます。最適な信号完全性を確保するため、内蔵のSMA(Subminiature Version A)コネクタを使用して外部データ信号を接続します。

詳しくはユーザ・ガイドを参照してください。