MAX4938
オクタル(8回路)高電圧送信/受信スイッチ
消費電力を低減しながら部品数も大幅に減らす高集積T/Rスイッチ
製品の詳細
- 低電力:ローインピーダンス(5Ω)、わずか1.5mAのバイアス電流
- 低ノイズ:0.5nV/√Hz (typ)以下、わずか1.5mAのバイアス電流
- 広い-3dB帯域幅:65MHz (typ)
- SPIインタフェースによる容易なプログラミング
- 高密度(パッケージ当り8チャネル)
- 低電圧絶縁を備えたグラスクリッピングダイオード(MAX4936/MAX4938)
- レシーバ保護用の出力クランプダイオード(MAX4936/MAX4937)
- グローバルシャットダウン制御(CLR)
- 各T/Rスイッチは個別にオン/オフを設定可能
- 高電圧保護を備えた低電圧受信パス
- 省スペース5mm x 11mmの56ピンTQFNパッケージ
MAX4936~MAX4939は、オクタル(8回路)、高電圧、送信/受信(T/R)スイッチです。これらのT/Rスイッチは、ダイオードブリッジトポロジをベースとし、SPI™インタフェースを介してダイオードブリッジの電流量をプログラムすることができます。デバイスはすべて、ラッチクリア入力を備えており、すべてのT/Rスイッチを非同期にオフにし、デバイスを低電力シャットダウンモードに移行させます。MAX4936/MAX4938は、T/Rスイッチとグラスクリッピングダイオードを内蔵し、送信と受信動作の両方を実行します。MAX4937/MAX4939は、T/Rスイッチのみを内蔵し、受信動作のみを実行します。
MAX4936/MAX4938の送信パスは、高電圧送信の間はローインピーダンス、低電圧受信の間はハイインピーダンスとなり、送信回路と受信回路の間が絶縁されます。高電圧送信パスは、高帯域幅、低歪み、および低ジッタです。
すべてのデバイスの受信パスは、低電圧受信の間はローインピーダンス、高電圧送信の間はハイインピーダンスとなり、受信回路を保護します。低電圧受信パスは、高帯域幅、低ノイズ、低歪み、および低ジッタです。各T/Rスイッチは、オン/オフを個別に設定可能なため、これらのデバイスは受信パスマルチプレクサとしても使用することができます。
MAX4936/MAX4937は、クランピングダイオードを内蔵し、送信時にT/Rスイッチから流れるリーク電流に起因する電圧スパイクからレシーバ入力を保護します。MAX4938/MAX4939は、クランピングダイオードを内蔵せず、レシーバフロントエンドに集積されたクランピングダイオードに依存します。
全デバイスは、小型56ピンTQFNパッケージ(5mm x 11mm)で提供され、0℃~+70℃の民生用温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- 高電圧送信および低電圧絶縁
- メディカル/インダストリアル画像処理
- 超音波
ドキュメント
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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アナログスイッチ&マルチプレクサ 1 | ||
MAX4940 | 製造中 | デュアル/クワッド、ユニポーラ/バイポーラ、高電圧デジタルパルサー |
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