アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、リチャード・C・プッチオ・ジュニア(Richard C. Puccio, Jr)が2024年2月5日付けでエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高財務責任者(CFO)として入社すると発表しました。プッチオ氏は、ADIの財務戦略を策定し、グローバル財務オペレーションを統括します。プッチオ氏は、ヴィンセント・ロウチ(Vincent Roche) CEO兼会長の直属となります。
ADIのCEO兼会長のヴィンセント・ロウチは次のように述べています。「リッチは、30年以上にわたって複雑なテクノロジー分野で財務アドバイザリー業務と高成長事業運営業務を率いてきており、多大な経験と優れた能力をADIのリーダーシップ・チームにもたらします。ビジネスチャンスと複雑性が増す一方の世界でADIがオペレーションの有効性を加速できるよう、リッチの鋭いビジネス感覚を歓迎します。また、ジム・モリカ(Jim Mollica)の暫定CFOとしてのパートナーシップと貢献に感謝するとともに、ジムが引き続きADIの財務組織でリーダーシップを発揮してくれることを期待しています」。
プッチオ氏は、CFOを務めた世界有数のクラウドおよびテクノロジー・サービス・プロバイダーであるアマゾン ウェブ サービス(AWS)からADIに入社します。AWS在職中は、ビジネスと密接に連携し、コンピューティング、ストレージ、データベース、ロボティクス、機械学習と人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティなど、200を超えるフル機能のサービスを管理していました。AWS入社以前は、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)に約29年間在籍し、20年以上にわたりパートナーを務めていました。PwC在職中は、主にグローバル・テクノロジー、半導体、半導体製造装置業界のクライアントを担当していました。
プッチオ氏は次のように述べています。「革新的な精神、素晴らしい人材、そして私たちを取り巻く生活と世界を豊かにすることに貢献するADIは、非常に大きな成長の可能性を秘めています。ADIの新CFOとして加わることになり大変嬉しく思っています。インテリジェント・エッジを創造し、新たなレベルの株主価値を提供する上でますます重要な役割を果たすADIに、私のデジタル、ソフトウェア、プラットフォームに関する経験を役立てていくことを楽しみにしています」。
プッチオ氏はハーバード大学で経済学の学士号、ボストン大学で経営学修士号を取得しています。
アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ(NASDAQ: ADI)は、物理的世界とデジタル世界の架け橋となり、インテリジェント・エッジでのブレークスルーを実現する、グローバルな半導体企業です。ADIは、アナログ、デジタル、そしてソフトウェアの技術を組み合わせて、工場のデジタル化、モビリティ、デジタル・ヘルスケアの進歩に寄与し、気候変動に取り組み、高い信頼で人と世界とを接続するソリューションを実現しています。2023会計年度の収益は120億ドルを超え、世界で約26,000人の従業員と125,000社のお客様を擁するアナログ・デバイセズは、現代の革新者たちに「想像を超える可能性」を提供します。アナログ・デバイセズのウェブサイトhttps://www.analog.com/jp、LinkedInとX(旧Twitter)もぜひご覧ください。