デジタル世界におけるアナログ設計

アナログ技術の本質、デジタルの時代にその魅力はより一層際立つデジタル全盛の今、なぜアナログ技術に注目しなければならないのか――。この問いに対して、バリー・ギルバート (Barrie Gilbert) がお答えします。

 

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Part1 世界を変えた発明

現在の世界は、多様なエレクトロニクス製品によって支えられています。Part1では、まずエレクトロニクスの発展の歴史を振り返り、世界を大きく変えた発明とはどのようなものであったのか紹介します。

 

Part2 技術者に求められること

お客様のニーズを満たす製品を開発できる技術者を育成するには何が必要なのか、そして技術者は顧客満足を得るために何をしなければならないのか説明します。

 

Part3 アナログ技術の本質、その可能性

最先端のデジタル機器であっても、その機能の実現にはアナログ技術が大きく貢献しています。Part3では、デジタル技術との比較を交えて、アナログ技術の本質とその可能性について解説します。

 

Part4 アナログ回路設計のポイント

アナログ回路の設計はデジタル回路の設計とはまったく異なるものになります。わずか数個のトランジスタで構成される回路の設計においてポイントとなることは何なのか。Part4ではこの点を明らかにします。

 

Part5 デジタルを超えるアナログの威力

アナログ回路の中には、デジタル技術を使うよりもはるかに簡素な方式で非常に高度な機能を実現しているものがあります。Part5では、その実例を紹介することで、アナログ技術の威力を確認します。

Barrie Gilbertは、アナログ・デバイセズ初のフェローであり、「アナログ・エレガンスの追求」に生涯を費やしてきました。1972 年にアナログ・デバイセズに入社し、1979 年にはフェローに選ばれました。現在、オレゴン州ビーヴァートンにあるNorthwest Labの責任者を務めています。1937 年に英国ボーンマスで生まれ、1954 年にSRDEで第1世代のトランジスタの開発に携わった後、Mullard,Ltd.、Tektronix Lab、Plessey Research Labで勤務しました。1984年からIEEEフェローを務め、数々の受賞歴もあります。保有する特許は約50 件に上り、発表した論文は40 件以上、共同執筆による著作も複数あります。また、いくつかの定期刊行物の校閲を担当しています。1997 年にはオレゴン州立大学から名誉工学博士号を授与されています。