ADM4856 - FAQ

終端抵抗の値

Q:   RS485(RS422)の終端抵抗は、いくらぐらいにするべきでしょうか?

A:   RS485などの通信線に挿入する終端抵抗は、その伝送線路の特性インピーダンスに合わせる必要があります。特性インピーダンスは線路の設計や形状により決まります。通信などで使われる同軸線は50Ωや75Ωがよく使われ、ツイストペア線では、100Ωぐらいから数100Ωとメーカーや材質によって異なります。(信号伝送速度も材質や構成により異なります)マイクロストリップラインであれば、線幅の設計や基板材質、その厚さなどにより異なります。使われる伝送線にあわせて終端抵抗を選んでください。詳しくは、AN-960: RS-485 / RS-422回路の実装ガイド をご参照ください。