Reference Design for a Signal-Lamp LED Driver

Reference Design for a Signal-Lamp LED Driver

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説明

信号ランプ用LEDドライバのリファレンスデザイン

回路の説明

このアプリケーションノートは信号ランプに使用される4つのLEDの6ストリング用のリニアLEDドライバを説明します。LEDの負荷には各ストリングのアノードに対して独立したドライブ回路を提供しますが、各カソードは共通接続されます。この回路は最小電圧10Vで最大28Vまでの車載バッテリで動作し、各ストリングに350mAを供給します。

カソードコモン構成であるため、電流検出抵抗はLEDストリングのアノード側に配置しなければなりません。LEDドライバ(MAX16836)の電流検出入力はコモンモード電圧が4Vに制限されるため、検出抵抗の両端間の電圧はレベルシフトして、各ドライバに対応するようにグランド基準にしなければなりません。LED電流検出抵抗に発生した電圧はPNPペアトランジスタによりGND基準に変換されMAX16836のカレントセンス端子へ入力されます次の各式によりR1、R2、R3、およびR4 (回路図のU1の部分)に対する値が得られます。

ここで、VSENSEはICの電流検出電圧(200mV)です。

LEDストリングが最低の電圧(7.6V)で、入力が最大(28V)の場合、LEDドライバの損失は7Wを超えます。回路基板によるヒートシンクではこの熱の拡散はほとんど不可能であるため、高い電圧では、デューティサイクルを小さく(最低25%)した調光信号がUNIVERSAL DIM入力を駆動してドライバの電力消費を低減します。

このリファレンスデザインでは各ストリングを個別に独立してイネーブルにすることが可能です。

図1は回路図を示し、表1は部品表(BOM)を提供します。電気的入力要件および出力能力は次の通りです。

  • VIN:11V~28V
  • PWMIN:10%~100%
  • VLEDの設定:7.6VDC (min)~10VDC (max)、 350mA

    • 図1. ドライバ設計の回路図

      図1. ドライバ設計の回路図

      表1. 部品表
      Designator Component Description Footprint Quantity
      C1, C2, C3, C4, C5, C6 Nonpolarized Capacitor 0.1µF, 25V 0603 6
      C10, C11, C12, C13, C14, C15 Nonpolarized Capacitor 0.1µF, 50V 0603 6
      Q1, Q2, Q3, Q4, Q5, Q6 Dual PNP Transistor DMMT5401 6-SOT23 6
      R1, R5, R9, R13, R17, R21 Resistor 0.5Ω 0603 6
      R2, R6, R10, R14, R18, R22 Resistor 866Ω 0603 6
      R3, R7, R11, R15, R19, R23 Resistor 1.00k 0603 6
      R4, R8, R12, R16, R20, R24 Resistor 40.2Ω 0603 6
      U1, U2, U3, U4, U5, U6 MAX16836ATE High-Brightness LES Driver 5mm x 5mm, 16-TQFN with Exposed Pad 6