HFAN-09.2.0:PONバーストモードレーザドライバにおける、温度によって誘発されるスロープ効率変動のサーミスタ補償

2006年08月17日

Figure 1

   

要約

受動光ネットワーク(PON)システムの光加入者線終端装置(ONT)には、バーストモードのレーザダイオードドライバが必要です。このレーザドライバでは、レーザダイオードを迅速にオンにしてレーザを変調し、バーストデータを送信した後すばやくシャットダウンして、別のユーザが送信することができるようにしなければなりません。ONTは、建物の外側に取り付けられる可能性があるため、-40℃~+85℃の全温度範囲で確実に動作可能でなければなりません。現在、バーストモードレーザドライバの集積回路がいくつか市販されています。ほとんどの場合、これらのバーストモードレーザドライバには、温度と経年変化によって引き起こされるレーザダイオードのスレッショルド電流の変動に備えて、非常に効果的な閉ループの温度補償が組み込まれています。残念なことに、これらのバーストモードレーザドライバには、温度によって誘発されるレーザダイオードのスロープ効率の変動を補償するために出力変調電流を変化させる内部手法は組み込まれていません。

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