産業用オートメーション向けフィールド計測器の設計

このウェブ・セミナーでは、産業分野のプロセス制御に使用されるフィールド計測器のシグナルチェーンについて解説します。フィールド計測器の概要に始まり、主要な関連技術である4~20mAループやHARTについて説明します。そのうえで、シグナルチェーンの具体例やその構築に利用できるIC製品を取り上げます。さらに、HART対応のフィールド計測器を設計する際に参考にすべき事例として、アナログ・デバイセズが開発したデモ・ボードを紹介します。

 

Part1: 「フィールド計測器」とは何か? 
Part1では、産業分野のプロセス制御で使われるフィールド計測器の説明から始めます。その中で、センサーや、フィールド計測器で使われる通信の種類、フィールド計測器のアーキテクチャについても簡単に触れます。

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Part2: インタフェースは「4~20mAループ」
フィールド計測器で最も一般的に採用されているインタフェース規格は「4~20mAループ」です。Part2では、同インタフェースを利用することによって得られるメリットなどについて説明します。

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Part3: 「HART」によるデータ通信
フィールド計測器で取得した情報の伝送には、HARTプロトコル/通信がよく使用されています。Part3では、HARTが必要になった背景や、そのアーキテクチャ、特徴などについて説明します。

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Part4: シグナルチェーンの構成要素
Part4では、フィールド計測器を使用するシステムのシグナルチェーンについて説明します。フィールド計測器の具体例として、HARTに対応する圧力トランスミッタを取り上げ、その構成要素について解説します。

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Part5: シグナルチェーンのIC製品
Part5ではシグナルチェーンを具現化するのに最適なアナログ・デバイセズのIC製品を紹介します。高集積度/高精度のマイクロコンバータや、HARTモデム、4~20mAループから給電可能なDACなどを取り上げます。

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Part6: HART対応フィールド計測器のデモ・ボード
Part6では、アナログ・デバイセズのIC製品を使用して構築したHART対応フィールド計測器のデモ・ボードを紹介します。これを参考にすることにより、HART規格に準拠するシステムの設計方法を理解することができます。

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Part7: Q&A
 ここでは、セミナー受講者からいただいた質問にお答えします。主に、セミナーの中で紹介したIC製品の仕様や特徴に関する補足情報を提供します。 視聴する
  • Presenter
  • Michal Brychta

    Sr. Staff Applications Engineer

Michal Brychta は、産業オートメーション担当のシニア・スタッフで、システム・アプリケーション・エンジニアです。アナログ・デバイセズの産業オートメーション・グループに所属しており、アイルランドのリメリックで勤務しています。前職はアナログ・デバイセズの ΣΔ コンバータのサポート担当製品アプリケーション・エンジニアで、それ以前は計測器および産業用システム設計エンジニアを 10年間にわたって務めてきました。Michal は、チェコ共和国のブルノ工科大学で電子工学の修士号を取得しました。