UWB: 超広帯域

UWBとは

意味

ウルトラワイドバンド(UWB:Ultra-Wideband):通常、中心周波数の20%以上または500MHz以上として定義される広帯域を利用する通信技術。UWBは通常、短距離無線アプリケーションに使用されるが、有線で伝送可能。ウルトラワイドバンドの利点は、低電力および少ない干渉で高データレートを実現できる点。

UWBは非常に短いパルス(インパルス波形)で生成された旧「インパルス(impulse)」技術の現代版。このインパルス技術は、エネルギが周波数領域で広範囲に拡散されるため認識可能な搬送波周波数がないことから「搬送波フリー(Carrier-Free)」や「ベースバンド(Baseband)」と呼ばれた。

簡単な例として、バッテリの一方の電極に鉄ヤスリを接続し、ワイヤをもう一方の電極に接続してから、ヤスリの歯にワイヤを擦り付けると、どの周波数に設定してもラジオで電気ノイズが発生していることがわかる。

FCCは3.1GHz~10.6GHzの間でUWBを認定している(が、ヤスリとワイヤに依存する機器を認可する様子はない)。

キーワード

ウルトラワイドバンド, 広帯域幅, uwb

同義語

Carrier-free
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