NTSC

NTSCとは

意味

1953年に米国のNational Television Standards Committee (全米テレビジョン方式委員会)によって策定されたカラーテレビ規格。NTSC規格の顕著な特徴は、白黒TVが継続して動作するように元の1941年白黒テレビ規格に色を加えた点。

(もう1つの顕著な特徴として、NTSCは高精度の位相に依存しているため、信号が送信されて処理される際に色を維持することが難しい点があげられる。テレビ技術者たちは「Never Twice the Same Color (NTSCでは同じ色は2度出ない)」と冗談を言っていた。)

NTSC規格は2つの色差信号によって直交変調され、輝度信号に追加される色副搬送波を加える。このシステムの特質は、白黒テレビが白黒信号の帯域幅を超える色成分を無視する点にある。

色副搬送波リファレンスは3.579545MHz。水平同期レート(H)は白黒規格の15.750kHzからわずかに調整され、色副搬送波は455/2 x H。垂直レートはFv = Fh x 2/525。

参照:Video Basics (English only)

用語を検索(アルファベット順):