D Flip-Flop
D Flip-Flopとは
意味
D (またはディレイ)フリップフロップ(図1)は、出力信号(Q)の状態の変化をクロックタイミング入力信号の次の立上りエッジが発生するまで遅延するために使用されるデジタル電子回路である。
Dフリップフロップの真理値表を図2に示す。
Dフリップフロップは何に使われるか?
Dフリップフロップは、D入力の状態の変更およびそれに続く立上りクロック信号によって意図的に変化させない限り出力が一定のままになるため、電子的な記憶部品の役割を果たす。
Dフリップフロップはどこで使われているか?
Dフリップフロップは、ビルディングブロックのシフトレジスタである。たとえば、8つのDフリップフロップを順次カスケード接続することによって、8クロックサイクル後に1バイト(8ビット)の情報を保存することができる。
他には何に使うことができるか?
Dフリップフロップの反転出力をD入力に接続することによって、簡素な2分周回路が作成される(つまり、クロック信号の1/2の周波数でD出力の状態が変化する)。Dフリップフロップのカスケード接続および外付け組み合わせロジックゲートの適切な設計を介して、カウントダウンタイマーを作ることができる。
参照:3.0GHz、ECL/PECL差動データおよびクロックDフリップフロップ
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