製品概要
機能と利点
- MAX20069の堅牢性を実証
- TFT電源部分の入力範囲:2.8V~5.5V
- LEDドライバ部分の入力範囲:4.5V~42V
- TFT電源部分のI2C設定可能ブーストおよび反転バックブーストスイッチング周波数:2.2MHzまたは440kHz (スペクトラム拡散オプション内蔵)
- 4つの150mA LEDドライバを備えたLEDドライバ部分のI2C設定可能ブースト周波数:2.2MHzまたは440kHz (スペクトラム拡散オプション内蔵)
- TFT部分のデフォルト出力電圧(スタンドアロンモード)
- 出力:+6V / 150mA (ステップアップスイッチングレギュレータ)
- 出力:-6V / 100mA (反転バックブーストスイッチングレギュレータ)
- 出力:+16V / 3mA (正チャージポンプ)
- 出力:-7V / 3mA (負チャージポンプ)
- HB LEDストリング出力電流:20mA、50mA、100mA、120mA、または150mAに設定可能
- ブーストLEDドライバのサイクル単位の電流制限およびサーマルシャットダウン機能を実証
- LEDドライバ部分の適応型電圧最適化を実証
- I2C設定可能
- 専用GUI
- 実証済みPCBレイアウトおよびサーマル設計
- 完全実装および試験済み
製品概要
MAX20069の評価キット(EVキット)は、車載TFT LCDアプリケーション用の高集積電源およびLEDバックライトドライバのMAX20069 ICを実証します。このEVキットは完全実装および試験済みの表面実装PCBで、小型車載ディスプレイ用の完全な電源管理ソリューションを提供します。このEVキットは、1つのバックブーストコンバータ、1つのブーストコンバータ、2つのゲート電圧コントローラ、およびクワッドストリングLEDドライバに給電するブーストコンバータを実証します。
このEVキットは、スタンドアロンモードまたはI2Cモードで動作するように設定可能です。
このEVキットのTFTバイアス部分は、2.8V~5.5VのDC電源電圧で動作します。ステップアップスイッチングレギュレータ(POS)は4V~18V出力に設定され、最大150mAを供給します。反転バックブーストコンバータ(NEG)は正出力に追従する負出力(最小-7V)を生成し、最大100mAを供給します。ゲートドライバ電源は+28V (GVDD)および-21.5V (GVEE)を生成する安定化チャージポンプで構成され、それぞれ最大3mAを供給可能です。
このEVキットのLEDドライバ部分は、4.5VからHB LEDストリングの順方向電圧までのDC電源電圧範囲で動作します。このEVキットは52Vのロードダンプ状態に耐えることができます。また、このEVキットは適応型電圧最適化、過電圧/低電圧保護、サイクル単位の電流制限、サーマルシャットダウン、およびデジタルPWM入力信号を使用してHB LEDの輝度を制御するデジタルPWM調光動作などのICの機能も実証します。
このEVキットは、MINIQUSB+アダプタボードまたはサードパーティ製I2Cマスターとの組み合わせで動作可能なI2Cインタフェースを提供します。また、このEVキットはICの機能を実行するための簡素なグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を提供するWindows®対応ソフトウェアも備えています。
アプリケーション
- 車載セントラルインフォメーションディスプレイ
- 車載ダッシュボード
- 車載ヘッドアップディスプレイ
- 車載ナビゲーションシステム
関連資料
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MAX20069EVKIT ODB File - Design Files2022/10/10TGZ3M