製品概要
機能と利点
- 24GHz~24.25GHz MIMO FMCWレーダー
- 柔軟なFMCW測定のタイミング
- 標的の検出および追跡に最適
- 60cmの範囲分解能、範囲= 100m(RCSの場合= 1m2)
- 3dBビーム幅=方位角で75°、上下角で15°、MIMO角度推定を使用した方位角分解能= 20°
- 1PCB、85mm × 55mm
- 2個の前面送信アンテナ
- 4個の前面受信アンテナ
- 裏面のADF5901 24GHz送信モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)
- 裏面のADF5904 24GHz受信MMIC
- 裏面のADF4159 13GHzフェーズ・ロック・ループ(PLL)
- 裏面のADAR7251 16ビット、4チャンネルADC
- 裏面のADSP-BF706 Blackfin DSP
- 付属のソフトウェアでPCからすべての機能を制御
- USB接続の外部電源
製品概要
EV-TINYRAD24Gは、24GHzの産業、科学、医療用(ISM)バンドにおけるレーダー・センシング・アプリケーションの実装とテストが可能なレーダー評価モジュールです。EV-TINYRAD24Gは、複数入力、複数出力(MIMO)レーダー方式で周波数変調連続波(FMCW)無線信号と内蔵アンテナ・アレイを使用します。デジタル・ビームフォーミング(DBF)に似た統合アンテナにより、TINYRADモジュールが、複数の標的の距離、速度、角度位置を同時に検出できるようになります。未加工のA/Dコンバータ(ADC)データが、内蔵Blackfin® ADSP-BF706デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)によりPCに転送されます。グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を備えたPC評価ソフトウェアは、レーダー信号処理手順を実行し、レンジ・ドップラーまたはレンジ・アングル・プロットとして可視化できるレーダー・ポイント・クラウドを生成します。レーダー・アルゴリズムは、MATLAB™およびPython™コードとしても使用でき、ユーザ定義でアプリケーション固有のコードをすばやく開発できます。
関連資料
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UG-1709: Evaluating the TinyRad 24 GHz Demonstration Platform (Rev. 0)2020/03/25PDF0 M
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高度な情報収集の実現ー視て、感じ、考えるカメラ2022/09/15PDF5 M
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24GHz帯のFMCWレーダーを例にとり、システムの基本的な構成要素について理解する2023/01/24