製品概要

機能と利点

  • 高出力アプリケーション向けに並列動作対応
  • 優れた電流分担
  • 全チャンネル用の電流モニタリング・ピン
  • (オプション)定電流モード

製品概要

EVAL-LTM4712-A1Z評価用ボードは、5V~36Vの入力から12V、24A(最大)を生成する電源です。EVAL-LTM4712-A1Zは、高効率の昇降圧μModule®(マイクロモジュール)レギュレータであるLTM4712を搭載した2相ソリューションです。EVAL-LTM4712-A1Zは、降圧モードと昇降圧モードで24A、昇圧モードで12Aに対応します。特定のVIN、VOUT、周波数および熱条件ではディレーティングが必要です。詳細については、パフォーマンスの概要セクションとLTM4712のデータシートを参照してください。

EVAL-LTM4712-A1Z評価用ボードはオプションで定電流機能を備えており、負荷が変動した場合でも正確に調整された電流を供給します。

EVAL-LTM4712-A1Z評価用ボードは、デフォルト周波数400kHzを使用して最適化されています。ピーク電流モード制御アーキテクチャにより、電流分担が容易になります。LTM4712は、デフォルトでは連続電流モードで動作しますが、軽負荷時の効率を最適化するためにパルススキッピング・モードに変更することもできます。

LTM4712は16mm × 16mm × 8.34mmのボール・グリッド・アレイ(BGA)パッケージで提供され、標準的な表面実装装置による自動アセンブリに適しています。μModuleパッケージは、ヒート・シンク能力を向上させるためにモールド基板の上にインダクタを搭載しています。

LTM4712のデータシートには、動作やアプリケーションなど、このデバイスの詳細がすべて記載されています。EVAL-LTM4712-A1Z評価用ボードを使用または変更する際は、このユーザ・ガイドと併せてLTM4712のデータシートを必ず参照してください。

対象となる製品