製品概要
機能と利点
- 高出力アプリケーション向けに並列動作対応
- 内部または外部補償
- 入力EMIフィルタ(オプション)
製品概要
EVAL-LTM4703-AZ評価用ボードは、LTM®4703 μModule®(マイクロモジュール)レギュレータを搭載した降圧DC/DCスイッチング・コンバータです。EVAL-LTM4703-AZは、4V~16Vの入力から最大12Aの出力電流を供給するように設計されています。LTM4703は、ホット・ループ・バイパス・コンデンサを内蔵したSilent Switcher®(サイレント・スイッチャ)アーキテクチャを採用しており、低電磁干渉(EMI)と高効率を実現します。LTM4703には、電流モード・レギュレータIC、パワー・インダクタ、適量の入力および出力コンデンサが内蔵されています。単一の抵抗(R3)で出力電圧を設定することにより、出力範囲全体でユニティ・ゲイン動作が可能であるため、出力電圧に関係なく出力ノイズがほぼ一定になります。
EVAL-LTM4703-AZ評価用ボードのデフォルトのスイッチング周波数は400kHzです。スイッチング周波数を設定するため、RTピンとGNDの間に外付け抵抗(R7)が配置されています。
SYNCピンを使用して、次の3種類の動作モードを設定します(JP1ジャンパ)。PULSEを選択すると、軽負荷時に効率が向上するパルススキッピング・モードになります。FCMを選択すると、低電流での効率よりも固定周波数動作が重要な場合や、出力リップルを最小限に抑えることが望ましい場合に強制連続動作モードになります。SYNCを選択すると、外部クロック信号に同期されます。RUN端子を使用すると、LTM4703をシャットダウン・モードに設定できます。パワー・グッド出力(PG)は、出力電圧が±7.5%のレギュレーション・ウィンドウを超えている場合にローになります。パワー・グッド機能を使用するときは、PGSET抵抗(R1)値をレギュレータの出力電圧に従って設定します。
LTM4703のデータシートには、動作とアプリケーションの詳細が記載されています。このユーザ・ガイドと併せて、LTM4703のデータシートも参照してください。
対象となる製品
関連資料
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EVAL-LTM4703-AZ Schematics2024/08/26PDF231 K
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EVAL-LTM4703-AZ Design File2024/08/26ZIP3 M